5日に中山競馬場で行われる第72回・中山金杯(GIII、芝2000m)の過去10年データを紹介する。
前走・中日新聞杯でクビ差2着のマテンロウレオ、前走・甲斐路Sを快勝しオープン入りしたラーグルフ、ラジオNIKKEI賞勝ちのフェーングロッテンら明け4歳馬を中心に、重賞で善戦が続くアラタ、ウインキートスなどが出走予定だ。
ここでは予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。
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■重賞「掲示板」が好走条件
過去10年で最多2勝は前走・金鯱賞組だが、11・12月開催時のもの。最多9頭が馬券内の前走・チャレンジC組は今年不在と、過去実績のあるローテが参考外となる難解な一戦。

[中山金杯]過去10年の前走ローテ
金鯱賞【2.1.0.6】勝率22.2%、連対率・複勝率33.3% チャレンジC【1.4.4.15】勝率4.2%、連対率20.8%、複勝率37.5% ディセンバーS【1.2.2.23】勝率3.6%、連対率10.7%、複勝率17.9% 福島記念【1.1.1.15】勝率5.6%、連対率11.1%、複勝率16.7% マイルCS【1.1.0.0】勝率50.0%、連対率・複勝率100% AR共和国杯【1.0.0.3】勝率・連対率・複勝率25.0% 毎日王冠【1.0.0.1】勝率・連対率・複勝率50.0% リゲルS【1.0.0.1】勝率・連対率・複勝率50.0% ウェルカムS【1.0.0.3】勝率・連対率・複勝率25.0% フルーツラインC【0.1.0.0】勝率0.0%、連対率・複勝率100%
クラス別に見ると前走・重賞組は【7.7.6.83】、オープン/リステッド競走組は【2.2.2.37】と、重賞組が圧倒している。昨年は4番人気で優勝のレッドガランこそ前走・リゲルS(L)3着だが、7番人気2着のスカーフェイスは前走・チャレンジC(GIII)5着、1番人気3着のヒートオンビートは前走・チャレンジC(GIII)2着と、重賞組が上位に食い込んだ。
重賞組のうち5着以上は【5.6.4.19】、6着以下は【2.1.2.64】。重賞で掲示板に載った馬は強く、今年は中日新聞杯2着のマテンロウレオ、福島記念3着のアラタの2頭が該当する。
■GI組より「3勝クラス」が狙い目
前走・重賞組の中でもGI組は【1.1.1.19】と不振傾向にあり、とくに菊花賞組は【0.0.0.8】、エリザベス女王杯組は【0.0.0.3】と好走例がない。距離別で見ると、同距離【6.6.7.59】や距離延長【3.4.3.45】に対し、距離短縮は【1.0.0.25】と、2200m以上からの参戦では通用しない。
前走・菊花賞15着のフェーングロッテン、エリザベス女王杯15着のウインキートスは実績面から上位人気に迫る評価を受けそうだが、データ上は「消し」となる。
穴で面白いのが前走・3勝クラス組。過去10年で【1.1.2.10】とサンプルは少ないが、2018年に10番人気ストレンジクォークが3着、19年は9番人気タニノフランケルが3着、21年は1番人気ヒシイグアスが制し、5番人気ココロノトウダイが2着とワン・ツーを飾った。昨年は前走・3勝クラスの出走がゼロ。今年、前走・3勝クラス1着から参戦するラーグルフのほか、レッドランメルトとカレンルシェルブルの伏兵2騎にも警戒したい。
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文●SPREAD編集部