前橋育英高校(群馬)の崩しが脚光を浴びている。 2日、第101回全国高校サッカー選手権大会の3回戦が各地で行われ、前橋育…

前橋育英高校(群馬)の崩しが脚光を浴びている。

2日、第101回全国高校サッカー選手権大会の3回戦が各地で行われ、前橋育英は浦和駒場スタジアムで昌平高校(埼玉)と対戦した。

開始早々3分に先手を取られた夏のインターハイ王者・前橋育英だったが、13分に見事な同点ゴールを奪取。注目を集めた。

ピッチ中央に絞っていた山内恭輔が収めてトリッキーに相手をかわすと、2人目とのコンタクトで体勢を崩しながらも縦へつなぐ。受けた山本颯太は小池直矢とのワンツーで中央を切り裂き、ボックス内へ侵入。右隅へ冷静に流し込んだ。

山内の個人技はもちろん、山本と小池の受けるスペースの見つけ方や相手を引き付けてのパスと、お手本のような崩しで昌平ディフェンスを攻略した。

「駒場立ち見も出てるじゃん」と、大注目を集めた中での鮮やかなゴールには、SNS上でも「これ崩しえぐ」、「この得点やば」、「みんなうまァ」など、感嘆の声が上がっている。

前橋育英は折り返しての50分にも見事なパスワークから青柳龍次郎が逆転ゴールを奪い、2-1で逆転勝ち。2冠へまた1つ、歩を進めた。

前橋育英を運営するのは学校法人群馬育英学園で、同法人は育英大学も運営。第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)では、関東学生連合として出場した新田颯が1区ので大逃げを打って区間3位の健闘を見せ、話題に。高校、大学とも育英勢が躍動している。

【動画】個人の技術・判断も光る、中央を攻略した前橋育英の同点弾

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【動画】大きな展開とパスの精度が光る前橋育英の逆転ゴール

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