「湘南美容クリニック presents RIZIN.40/RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦(さいたまスーパーアリーナ)」は31日、第14試合「クレベル・コイケ vs. パトリシオ・ピットブル」が行われ、パトリシオ・ピットブル…

「湘南美容クリニック presents RIZIN.40/RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦(さいたまスーパーアリーナ)」は31日、第14試合「クレベル・コイケ vs. パトリシオ・ピットブル」が行われ、パトリシオ・ピットブルが判定3-0で勝利した。

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■「次回、彼とチャンピオンベルトを賭けて戦いたい」

RIZINとベラトールの現フェザー級王者同士の対決は、ベラトール王者パトリシオ・ピットブルが制した。

第1ラウンド、クレベルがテイクダウンを狙うもピットブルは冷静に回避。クレベルは長い足で距離を取ろうとするが、ピットブルがプレスをかけコーナーへ追い込む。ゴング間際にはクレベルがピットブルを投げつけるシーンもあった。

第2ラウンドも前に出るピットブル、打撃を回避しながらチャンスを伺うクレベルの攻防。両者、慎重な試合運びながら“一撃”の緊張感を漂わせ、ファイナルラウンドへ。クレベルがタックルに入るも再びピットブルは回避。ピットブルがキックを当てながらクレベルのスタミナを奪っていく。寝技に持ち込みたいクレベル、打撃で一撃を狙うピットブル。残り1分、クレベルが下から巻き付くもフィニッシュに持ち込めず。判定の結果は3-0でピットブルに軍配が上がった。

ピットブルはMMA41戦36勝(11KO/TKO、一本12回)5敗。兄パトリッキーは2019年のRIZINライト級世界トーナメントへ参戦し、川尻達也、ルイス・グスタボに勝利し決勝へ進出するも、トフィック・ムサエフに敗れて準優勝。3年後のさいたまスーパーアリーナで、兄の雪辱を果たす勝利を収めた。

ピットブルは試合後、「次回、彼とチャンピオンベルトを賭けて戦いたい」とクレベルとの再戦を希望。クレベル・コイケはRIZIN8戦目にして初黒星、涙を浮かべながらリングを後にした。

なお、「RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦」は、ガジ・ラバダノフ、はフアン・アーチュレッタ、堀口恭司、ピットブルが勝利し、ベラトール軍が4連勝。この後、大将戦「ホベルト・サトシ・ソウザ vs. AJ・マッキー」が行われる。

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文●SPREAD編集部