「湘南美容クリニック presents RIZIN.40/RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦(さいたまスーパーアリーナ)」は31日、第13試合「扇久保博正 vs. 堀口恭司」が行われ、堀口恭司が判定勝ちを収めた。 ◆【RIZI…

「湘南美容クリニック presents RIZIN.40/RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦(さいたまスーパーアリーナ)」は31日、第13試合「扇久保博正 vs. 堀口恭司」が行われ、堀口恭司が判定勝ちを収めた。

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■堀口「扇久保選手がタフで…」

2013年3月「修斗」世界フェザー級チャンピオンシップ、18年7月「RIZIN.11」に続く三度目の対決は、またしても堀口に軍配が上がった。

6年ぶりのフライ級(57.0キロ契約)で挑んだ堀口は、研ぎ澄まされたボディでリングイン。試合は序盤からアグレッシブに動いた両者。堀口のカーフキックが早くも扇久保の左足のふくらはぎを赤く腫らせる。第1ラウンド終了間際、カーフキックで崩れた扇久保に堀口が襲いかかり、上から強烈なパウンド。

耐え抜いた扇久保だが、第2ラウンドは足をかばうようにスイッチ。しかし、体力を消耗した扇久保に反撃のチャンスは訪れず、堀口のペースで試合は進んだ。第3ラウンドも開始早々に堀口がマウントを取り肩固めを狙う。

粘り込む扇久保に手こずるも堀口が終始試合を支配し、判定の末3-0のフルマークで勝利した。試合後、マイクを取った堀口は「無事に勝つことができましたが、扇久保選手がタフで、なかなかKOを取れなかったです」と扇久保の粘りを称えた。

堀口はMMA36戦31勝(15KO/TKO、一本4回)5敗。ベラトールで2連敗を喫した後、約1年9カ月ぶりの国内戦となった今年9月の金太郎戦を一本勝ちで勝利、本大会でRIZIN2連勝を飾った。

なお、「RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦」は、先鋒戦はガジ・ラバダノフが武田光司を判定で下し、続く次鋒戦はフアン・アーチュレッタがキム・スーチョルに判定勝ち。堀口の勝利でベラトール軍が3連勝とした。

この後、副将戦「クレベル・コイケ vs. パトリシオ・ピットブル」、大将戦「ホベルト・サトシ・ソウザ vs. AJ・マッキー」が行われる。

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文●SPREAD編集部