12月30日、湘南ベルマーレに所属するサッカー日本代表FW町野修斗が自身のインスタグラムを更新し、地元での姿を投稿した…
12月30日、湘南ベルマーレに所属するサッカー日本代表FW町野修斗が自身のインスタグラムを更新し、地元での姿を投稿した。
日本中を熱狂させた、カタールワールドカップの日本代表。その26人の中に名を連ねたのがFW町野だ。11月1日に発表されたメンバーの中にその名前はなかったが、その後、負傷者が出たことで招集された。湘南と故郷の思いを一心に受けて、カタールに飛び立った。
A代表に初めて招集されたのは、今年の7月。E-1選手権で3試合に出場し、3得点と見事に結果を残したことが、カタール入りの切符を導いた。その得点時にも披露したのが、トレードポマークと言うべき忍者ポーズ。地元の三重県伊賀市が忍者の町であることから用いているものだ。
町野は観光大使にも任命されており、その忍者ポーズは、生まれ育った地元を日本中にアピールすることにつながっている。そしてオフシーズンのこの時期も、町野はその“役割”を全うしている。湘南ベルマーレのチームメイトを伊賀市に招いたのだ。
インスタグラムの投稿には、「観光大使として湘南ベルマーレのチームメイト、石原広教くんに伊賀市を紹介してきました!」と報告。伊賀市内で最大の城郭である伊賀上野城の城内で、模擬天守をバックに撮影した2ショットを公開した。
■「スカジャンかっこいい! 欲しい!」
この写真で、町野から案内を受けた石原広教は忍者ポーズをしている。町野自身は、カメラに背を向けているが、それは、着用しているスカジャンを見せるため。
というのも、「先日、市長訪問にて僕が着ている猫忍者スカジャンをプレゼントしていただきました。世界に一つしかない特別なモノです!大切にします!」と綴っているのだ。さらに、「これからも伊賀市観光大使として街を盛り上げられるよう頑張ります!」と意気込みを見せている。
忍者にまつわるこの2ショットにはには、「伊賀をよろしくお願いします!!」「伊賀でオススメの観光場所はどこですか!!」といった、観光大使だからこそのコメントのほか、「スカジャンかっこいい! 欲しい!」と、地元ゆかりの衣装へのメッセージもあった。
町野自身はカタールで出番がなく、日本代表が戦った4試合をベンチから見守った。現在、23歳だが、すでに3クラブを経験している。伊賀上野城を現在の形に改修した藤堂高虎は、多くの主に仕えた戦国武将として知られる。地元の偉人のように多くの経験を力に変えて、4年後、北中米で忍者ポーズを披露して見せる。