12月28日、プレミアリーグに所属するブライトンが公式ツイッターに世界的に話題となったある場面を投稿した。 その場面の…
12月28日、プレミアリーグに所属するブライトンが公式ツイッターに世界的に話題となった“ある場面”を投稿した。
その場面の主人公は、チームに所属するサッカー日本代表の三笘薫。現地時間の12月26日に行われたプレミアリーグ第17節サウサンプトン戦で見せた一場面を、ブライトンは取り上げている。
それは、三笘が相手選手とタッチライン際にあるボールを互いにマイボールにしようとする場面で、ライン上に乗ったボールに日本代表ドリブラーが右足を伸ばし、外に出ないギリギリの所でマイボールにするというものだ。
ブライトンはこの動画に、以下のメッセージを添えている。
「薫がボールをキープしている…。ただ、前にどこで見たことがある!?」
既視感がある場面だというのだが、もうお分かりだろう。「三笘の1ミリ」や「奇跡の折り返し」と呼ばれて話題になった、カタールワールドカップの日本代表―スペイン代表戦での逆転ゴールの場面だ。1-1で迎えたこの試合の後半6分、三笘がゴールラインギリギリの所で折り返したボールを田中碧が押し込んでスコアを動かしたのだが、その際、ボールがラインより外に出ていたかどうかが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を経て「イン」と認められていた。
結果的にこのゴールが認められたことでスペインは黒星を喫すると同時に、同グループのドイツ代表が決勝Tに進むことなく敗退することとなった。そのため、日本国内のみならず世界中でこの事象が話題になっていた。
■「プレミアでも三笘の数センチしとる」
W杯後初のプレミアリーグの試合で“再現”してみせた三笘のライン際のプレーだけに、動画には多くのコメントが寄せられていた。
「ライン際ほんまに強いな」
「三笘は自在に1mmの奇跡を起こせるのだ」
「再現、三笘の1ミリ?」
「もはやネタになってる」
「三笘。プレミアリーグでもやったんだ(笑)これは「三笘の30ミリ」くらいかな?」
「ライン上の魔術師」
「これは三苫の3ミリかな?w」
「プレミアでも三笘の数センチしとる」
この試合で、三笘は開始2分でキレキレのドリブルを披露するなど好調をアピール。後半16分には決定的なヘディングシュートを放つなど、チームの3-1の勝利に貢献していた。
三笘にとっては初めてのプレミアリーグフル出場を果たしたが、その活躍と名前は、W杯とプレミアリーグを通してさらに高まっている。