【新潟vs富山】現在4連敗中の新潟、新戦力とベテランの活躍で好機をつかめるか

■新潟…

■新潟アルビレックスBB vs富山グラウジーズ（＠シティホールプラザアオーレ長岡）

12月28日19時5分

　今節、シティホールプラザアオーレ長岡で行われる一戦は、新潟アルビレックスBB対富山グラウジーズ。両チームによる対戦は2020−21シーズン以来となる。

　新潟は前節、アウェーで名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦したが、GAME1は108−64、GAME2は104−66と圧倒された。ベストメンバーが組めない中での戦いとなったが、チームとしては2日間で合計45個を数えたターンオーバーは修正が必須。ただ、12月18日に加入が発表されたスティーブン・グリーンが早速コートに立ち、2戦合計で40得点をマークしたことは今後に向けて明るい材料となった。

　一方、富山は前節1勝1敗。京都ハンナリーズ相手にGAME1は91−75で制したが、翌日は69−91で敗れた。前節GAME2から3試合連続でスターターを担っている野﨑由之は、持ち味のアウトサイドシュートを武器に3戦連続となる2ケタ得点を記録。引き続き安定したシュート力で存在感を発揮したいところだ。また、チームとしてはベテランの松井啓十郎がコートに戻ってきたことも収穫だった。

　現在3勝に留まる新潟だが、この勝利はすべてホームゲームで挙げたもの。富山はここまで敵地ではわずか1勝と苦しんでいるため、このデータがどう影響するか注目したい。新潟が5試合ぶりの白星をつかむには、前述したグリーンに加え、チーム一筋・池田雄一のパフォーマンスも重要になるだろう。

　文＝小沼克年

■ロスター

・新潟（HC：コナー・ヘンリー）

モサクオルワダミロラ雄太ジョセフ

澁田怜音

ケヴェ・アルマ

冨岡大地

スティーブン・グリーン

杉本天昇

木村圭吾

綿貫瞬

コフィ・コーバーン

ロスコ・アレン ※インジュアリーリスト

池田雄一

遠藤善

玉木祥護