(C)Getty Images 今年もまもなく終わろうとしているプロ野球界。シーズンの戦いを振り返り、様々な「懺悔の声」…

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 今年もまもなく終わろうとしているプロ野球界。シーズンの戦いを振り返り、様々な「懺悔の声」も飛び交っている。

 26日に更新された「野球いっかん」のYouTubeに今季、DeNAで野手総合コーチを務めた石井琢朗氏が出演。ヤクルトOBの宮本慎也氏と今シーズンの戦いを振り返った。

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 リーグ2位に終わった今季に関して、石井コーチは「結局最初から最後まで僕らの考えるベストオーダーが組めずに終わってしまったシーズンだったな」と打ち明ける。具体的な内容としては、オースティン、ソトの両外国人選手の不振が響いたという。

 特に痛かったのは開幕時の出遅れだった。オースティンはオープン戦終盤に離脱、4月に米国で右ひじの手術を受け、一軍合流は8月までずれこんだ。38試合出場はすべて代打のみと、チームの期待を裏切る形となった。

 ソトにしても今季は17本塁打と2018年から2年連続で40本塁打をマークしている長距離砲にしては寂しい成績となった。

 特にオースティンに関しては「打つ打たないじゃなくて、いるだけでやっぱり相手はプレッシャーかかってくれる」(石井コーチ)と、他の選手の負担軽減にもつながっていただけに、不在の代償は大きかったと認める。

 三浦監督の当初の構想では勝負強いソトを7番に置くというプランもあったが、両者がそろわないこと、さらに開幕直後に主力選手にもコロナ禍が襲いかかったことで、オーダーを組むのに四苦八苦する時期もあったと石井コーチは苦闘の歴史を振り返った。

 迎える2023シーズン。DeNAにとっては新たにV奪回へ向け、大事なシーズンともなるが来季に向けては力を入れたいポイントがあるという石井コーチ。

 従来から得点力強化を課題として、「700点」を目標に掲げてきたが、今季のチーム総得点はリーグ4位の497得点に終わった。元々打線のチームといわれる中で「打てなくても勝つ」チームを目指し、キャンプ時からケース打撃など細かい野球の意識づけをナインに行ってきたが、「それが先だってしまって、持ち味である、爆発的、思い切りの良さが少し欠けてしまったのかな」と石井コーチ。自身の指導に反省の気持ちがあると語った。

 セ・リーグではヤクルトが連覇を達成、どのチームも「ストップ・ザ・ヤクルト」を目標に掲げている。DeNAの巻返しに期待したいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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