(C)Getty Images やはり瞬殺でした。 羽生結弦が2023年2月26日、東京ドームで開催する単独アイスショー「GIFT」のチケット抽選結果が12月20日、申込者に通知されるや否や、「#東京ドーム全滅」がトレンドワードに躍…

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 やはり瞬殺でした。

 羽生結弦が2023年2月26日、東京ドームで開催する単独アイスショー「GIFT」のチケット抽選結果が12月20日、申込者に通知されるや否や、「#東京ドーム全滅」がトレンドワードに躍り出たのです。

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 SNS上には抽選に外れたファンの嘆きが寄せられ、その声がネットニュース化してさらに読まれたことから、羽生ファンの枠を超えて大きな話題になりました。

 スポーツ紙のデスクは言います。

「東京ドームですから、他の会場と比べても圧倒的にキャパシティーは広い。『ドームなら』と淡い期待を抱いていた方も多かったのですが、やはり『GIFT』に対する期待値が恐ろしいまでに高まっていることの証明でしょう」

 そして、こう続けるのです。

「興行の世界では『ニッパチは鬼門』という格言もありました。2月は寒く、8月は暑いことから、集客は容易ではないという経験則です。しかし羽生さんの前にはそんなの関係ないということでしょう。チケットは最安値でも2万3100円であるのに、これほど『見たい』という人々が続出している。スポーツ各紙も当日は特別な紙面構成となり、ファンの期待に応えることになりそうです」

 そしてこの「2・26」が、2023年の日本におけるスポーツ・エンタメ界を勢いづけるのではないかと、一般紙の運動部記者は予想します。

「3月には栗山英樹監督が率いる『史上最強侍ジャパン』がWBC東京ラウンドの戦いに臨みます。大谷翔平、ダルビッシュ有ら現役メジャーリーガーも続々と参加を表明していることから、東京ドームのチケットは秒殺で売り切れ。『チケットは手に入らないか?』との問い合わせも多くいただくのですが、出回っているのは上層部のみで、断るのにも一苦労です(笑)」

 その上で、こう語気を強めるのです。

「2020年春からのコロナ禍で、スポーツ&エンタメ業界は活動停止や無観客での開催を余儀なくされるなど、大きな痛手を被りました。あれから3年。コロナに関する知見も深まり、スポーツ&エンタメ業界は感染予防対策をしっかりと取った上で、いよいよ『反撃』に出なくてはなりません。なかなか客足が戻らない中、羽生さんと侍ジャパンの『チケット争奪戦』は、よきコンテンツならお客さんは『いざ鎌倉』と言わんばかりに会場へ集うことを実証しているんです」

 ファンだけでなく、様々な人々が熱視線を注ぐ「2・26」の羽生結弦。彼はどんな「GIFT」を、オーディエンスに贈ってくれるのでしょうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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