「来季の団体戦が待ち遠しい」

女子テニス協会のWTAは２４日、公式サイトに世界ランク１６位のＰ・クヴィトバ（チェコ）のコメントを掲載。 ２０２２年１２月２９日から２０２３年１月８日にかけて開催されるユナイテッド・カップ（オーストラリア/ブリスベン、パース、シドニー）について「団体戦でのシーズンインが待ち遠しい」と明かしている。
昨年まで開催されていたATPカップに代わって男女混合の国別対抗戦として新設されたこの大会には、男子と女子のトッププレーヤーが集結。オーストラリアの３都市で１１日間にわたって行われる１８カ国のチームによるイベントとなっている。賞金総額は１,５００万ドル（約２２億円）となっており、ランキングポイント（最大５００ポイント）も獲得することができる。
出場チーム１８か国は６つのグループに３チームずつ分かれラウンドロビン方式のグループステージを行う。各都市のグループ１位同士が対戦し勝利した３カ国と、敗れた３カ国のうちグループステージで最も成績の良かった１カ国が準決勝に進出する。各対戦は男子シングルス２試合、女子シングルス２試合、混合ダブルス１試合の計５試合で構成され、準決勝および決勝はシドニーで行われる。
ウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）で２度の優勝を飾っているクヴィトバは、２００７年に初めてチェコのビリー・ジーン・キング・カップ（旧フェドカップ）代表に加わり、６度の優勝（2011, 2012, 2014, 2015, 2016, 2018年）に貢献した。
クヴィトバはビリー・ジーン・キング・カップのシングルスで３０勝１０敗という素晴らしい成績を残しており、この大会の歴史において最も多くの成功を収めたチェコ人選手の一人に数えられている。
団体戦出場に関してクヴィトバは「私が団体戦が好きなことは、皆さんも知っているでしょう。Ｍ・ブズコバ（チェコ）、Ｊ・マレコヴァ（チェコ）、Ｊ・レヘチカ（チェコ）、Ｔ・マハーチ（チェコ）、そしてＤ・スヴルチナ（チェコ）らとチームを組むことになるし、とても面白いことになりそう。チーム戦でのシーズン開幕が待ち遠しい」