第67回有馬記念(GI、芝2500m)の枠順が22日、JRAより発表された。史上15頭目の春秋グランプリ制覇がかかるタイ…

第67回有馬記念(GI、芝2500m)の枠順が22日、JRAより発表された。

史上15頭目の春秋グランプリ制覇がかかるタイトルホルダーは7枠13番、前走天皇賞・秋を制したイクイノックスは5枠9番、昨年の覇者で年度代表馬のエフフォーリアは4枠7番、エリザベス女王杯を制したジェラルディーナは3枠5番、ジャパンCの覇者ヴェラアズールは3枠6番に入った。

ここでは過去10年データから、予想のヒントになる「枠順傾向」を分析していく。

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■複勝率トップは5枠

上位人気が予想されるイクイノックスが入った5枠は【2.2.2.14】勝率10.0%、連対率20.0%、複勝率30.0%。2019年の3番人気サートゥルナーリアが2着に、20年に1番人気クロノジェネシスが優勝し、21年1番人気エフフォーリアも優勝しており、ここ3年連続で連対している。

[有馬記念]過去10年の枠順傾向

こちらも上位人気が予想されるタイトルホルダーが入った7枠は【1.1.3.15】勝率5.0%、連対率10.0%、複勝率25.0%。2020年には、2番人気フィエールマンが3着、11番人気サラキアが2着に入っている。また、2012年から2014年の3年間はゴールドシップが同枠にて1着→3着→3着と馬券に絡んでいた。

また、ジェラルディーナとヴェラアズールが入った3枠は【2.3.0.15】勝率10.0%、連対率・複勝率25.0%。昨年は5番人気ディープボンドが2着に、2019年は2番人気リスグラシューが優勝している。

唯一、勝ち星がない8枠にはブレークアップとディープボンドが入った。2015年に1番人気ゴールドシップは8着に沈んでおり、14年の3番人気ジャスタウェイも4着と馬券に絡めていない。馬券に絡んだのは、2018年の9番人気シュヴァルグランの3着のみとなっている。

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文●SPREAD編集部