先日行われたカタールW杯では、日本がドイツやスペインを破る大躍進を見せ、日本にサッカー旋風を巻き起こした。しかし、死のグループを1位で勝ち抜き、念願のベスト8入りを目指し対戦したクロアチア戦ではPK戦で敗戦。日本は4本のPKを蹴り、決めたのは1本と不甲斐ない結果に。PKを蹴った中でゴールを決めた浅野拓磨は、キッカーの中で唯一の高体連出身の選手だったという。W杯南アフリカ大会でも、高体連の選手は全員決めユース選手は決められないといったデータもある。

そこで今回は101回目となる高校サッカー選手権、過去大会の名PK戦を振り返る。

第99回大会・決勝『静寂のPK戦』

第99回大会は初の無観客での決勝戦、青森山田 vs. 山梨学院。大会得点王の安斎颯馬がまさかのPK失敗に終わるなど、歴史に残るPK戦に。

第97回大会・2回戦『大会最長PK戦』

第97回大会・二回戦 帝京長岡 vs. 旭川実、19回にも及ぶPK戦は帝京長岡に軍配が上がる。

第83回大会・決勝『初の決勝戦PK決着 』

第83回大会・決勝戦 鹿児島実 vs. 市立船橋。初の決勝戦でのPK戦は、鹿児島実が制し初の単独優勝となった。

高校サッカー選手権では"40分ハーフ・即PK戦"のレギュレーションが、ジャイアントキリングを起こりやすくしているだろう。準決勝からは45分ハーフ、決勝は延長戦も行われるが、どんな強豪校でもPK戦に持ち込まれてしまえば、勝利を掴むチャンスはほぼ平等になる。今大会もPK戦によって番狂わせが起こるだろうか、今年も高校サッカー選手権は目が離せない。