12月15日、FA権を行使し西武からオリックスに移籍した森友哉捕手の人的補償として、西武は張奕投手を獲得したと発表した…

 12月15日、FA権を行使し西武からオリックスに移籍した森友哉捕手の人的補償として、西武は張奕投手を獲得したと発表した。

 台湾出身で元巨人、日本ハムの陽岱鋼の従兄弟でもある張投手は、2016年に育成選手ドラフト1位でオリックスに入団。外野手として入団したが、18年に投手に転向すると、翌年に支配下登録され、1軍デビューを飾った。今季は、リリーフとして15試合に登板し、防御率2・38を記録した。

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 横浜や日ハムでプレーし、日本代表でもコーチ経験のある野球解説者の高木豊氏は、15日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、「俺はいい選手を獲ったと思うよ」と、西武が張を人的補償で獲得したことに言及。

 また、「真っ直ぐの勢いが良くて、力のあるボールを投げる投手。難点があるとしたら、少し荒れるというところと、フォークの精度が悪いところ。ここが治れば、西武で十分活躍できると思うけどね」と、張の特徴を解説し、「オリックスでは、投手陣の層の厚さを破ることができず、自分の立ち位置を見つけられなかった。おそらく西武では中継ぎで起用されるけど、きっかけがあれば伸びると思う」と話した。

 正捕手の森を流出した西武が張を選んだことについては、「やっぱり平良が先発をやりたいと言って、西武が了承したこと。平良の代わりはなかなかいないけれど、空いた中継ぎの1枠を誰にするかというところで、張奕を獲得したんだと思う」と、自身の見解から理由を述べた。今オフ、リリーフエースの平良海馬投手が先発転向を直訴し、球団が了承したことが大きな要因となっているようだ。

 動画内では、森が抜けた来季の西武打線について言及する場面もあった。高木氏は、「松井監督はホームランというよりも、動かす野球を考えていると思うよ」と、松井稼頭央新監督の考えを推察。今季まで主に森が3番打者を務めたが、「外崎とか、今年すごく成長した愛斗とかを(3番で)使うんじゃないかな」と自らの見解を話した。また、「若林が今シーズンは怪我明けで本来のパフォーマンスを発揮できなかったけど、このオフにしっかり仕上げてくると思う。あと、阪神から陽川も獲った。そこら辺の期待度が大きいんじゃないかな」と、来季3年目の若林楽人外野手と、現役ドラフトで加入する陽川に高木氏は期待した。

 張奕は西武移籍をきっかけに、飛躍を遂げることができるのだろうか。また、松井稼頭央新監督でスタートする新しい西武の野球にも注目したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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