40歳のフェレールがデビスカップ監督に就任スペインのテニス協会であるRFET(スペイン王立テニス連盟)は、12月15日にデビスカップ監督に元世界ランク3位のダビド・フェレール氏が就任することを発表し…

40歳のフェレールがデビスカップ監督に就任

スペインのテニス協会であるRFET(スペイン王立テニス連盟)は、12月15日にデビスカップ監督に元世界ランク3位のダビド・フェレール氏が就任することを発表した。

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身長175cmとツアーでは小柄のフェレールだが、シングルスでツアー通算27度のタイトルを獲得。2013年の全仏オープンで準優勝、全豪オープンとUSオープンでも2度ずつベスト4入りするなどグランドスラムでも活躍し、シングルス通算734勝377敗という成績で、2013年には自己最高ランキングとなる3位を記録している。

また、スペイン代表としては、2008年、2009年、2011年と3度のデビスカップ優勝に貢献。シングルスでの勝率は28勝5敗の84%と、ラファエル・ナダルの29勝1敗の94%に次ぐスペイン歴代2位の勝負強さを誇った。

過去4年間、スペイン代表は2度の全仏オープン制覇を成し遂げた元世界ランク3位のセルジ・ブルゲラ氏が率いており、2019年に優勝。今年は、世界ランク1位のカルロス・アルカラスと2位のナダルを欠き、決勝トーナメント準々決勝で敗れている。

今年6月には、デビスカップの大会ディレクターに就任しているフェレール。11月下旬にスペイン・マラガで行われた「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」に出資しているサッカー元スペイン代表のジェラール・ピケとともに観戦していた。

2000年以降に6度の優勝と、常にタイトルを求められるスペイン。フェレール新監督は、どのように優勝へ導いていくのだろうか。任期は3年となっている。