18日に阪神競馬場で行われる第74回朝日杯フューチュリティS(GI、芝1600m)の過去10年データ分析を紹介する。

今年は夏の2歳重賞で牝馬が活躍し、牡馬は混戦模様。デビューから2連勝でサウジアラビアRCを制したドルチェモア、京王杯2歳S覇者のオオバンブルマイ、デイリー杯2歳S勝ち馬のオールパルフェ、同2着のダノンタッチダウンらが主力を形成する。

ここでは予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。

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■ドルチェモアは“鉄板”データ

過去10年、最多3勝を誇る前走・ベゴニア賞組は未出走。続く2勝をマークしている前走・サウジアラビアRC組は【2.2.1.4】で複勝率55.6%を誇り、昨年こそ未出走だったが、2018年のグランアレグリアが3着、19年のサリオスが優勝、20年のステラヴェローチェが2着と、出走機会3年連続で馬券内をキープしている。

[朝日杯FS]過去10年の前走ローテ

ベゴニア賞 【3.0.0.3】 勝率50.0%、連対率50.0%、複勝率50.0% サウジアラビアRC 【2.2.1.4】 勝率22.2%、連対率44.4%、複勝率55.6% デイリー杯2歳S 【1.3.2.18】 勝率4.2%、連対率16.7%、複勝率25.0% 未勝利戦 【1.0.1.11】 勝率7.7%、連対率7.7%、複勝率15.4% アイビーS 【1.0.0.3】 勝率40.0%、連対率40.0%、複勝率40.0% 新馬戦 【1.0.0.2】 勝率33.3%、連対率33.3%、複勝率33.3% オキザリス賞 【1.0.0.0】 勝率100.0%、連対率100.0%、複勝率100.0% 京王杯2歳S 【0.2.2.27】 勝率0.0%、連対率6.5%、複勝率12.9% 東京スポーツ杯2歳S 【0.2.0.9】 勝率0.0%、連対率18.2%、複勝率18.2% からまつ賞 【0.1.0.1】 勝率0.0%、連対率50.0%、複勝率50.0%

このうちサウジアラビアRCの1着馬は【2.1.1.0】で複勝率100%、2着馬は【0.1.0.3】。今年の1着馬ドルチェモアは“鉄板”データに該当する。

西の主要ステップとして注目の前走・デイリー杯2歳S組は【1.3.2.18】。2018年のアドマイヤマーズから優勝は遠のくが、2020年にレッドベルオーブが3着、昨年はセリフォスが2着と、現在2年連続で馬券内に入っている。

デイリー杯2歳Sは1着馬【1.2.1.2】、2着馬【0.0.1.6】、3着馬【0.0.0.4】、4着馬【0.1.0.3】、5着以下は【0.0.0.3】。0秒5差以内の負けなら巻き返しの余地があり、今年の1着馬オールパルフェはもとより、0秒1差の2着馬ダノンタッチダウンも圏内になる。

■シンリョクカの再現狙う新馬組

前走・京王杯2歳S組は【0.2.2.27】と出走頭数が多いわりに低調。しかも、1着馬【0.2.1.5】、2着馬【0.0.0.6】、3着馬【0.0.1.1】、4着以下【0.0.0.15】と1着は最低条件であり、今年の1着馬オオバンブルマイは2着までの相手候補に過ぎない。

なお、前走・1勝クラス組は【4.1.2.27】、新馬・未勝利組は【2.0.1.14】。基本的には前走・重賞組が中心だが、前週の阪神ジュベナイルFで新馬勝ちのシンリョクカが2着に好走したように侮れず。2015年には母シーザリオの良血馬・リオンディーズが新馬勝ちから制し、20年には未勝利を圧勝したグレナディアガーズが優勝した。

今年のメンバー構成なら、新馬を3馬身半差で圧勝したレイベリング、新馬を2馬身差で快勝のエンファサイズにも警戒が必要か。

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文●SPREAD編集部