■琉球…

■琉球ゴールデンキングス vs 京都ハンナリーズ(@沖縄アリーナ)

12月14日19時

 前々節までの同地区対決8連戦を6勝2敗で乗りきり、西地区首位に立つ琉球ゴールデンキングス。前節は茨城ロボッツと対戦し、GAME1は第2クォーターの29失点で追う展開を強いられたが、第4クォーターにアレン・ダーラムとジャック・クーリーがペイントエリアを支配。残り7秒に追いつくと、延長はわずか1失点で逆転勝利した。GAME2は対照的に前半で45-21と大量リードを奪うと、その後もオフェンスの手を緩めず31点差をつけて完勝となった。

 前々節に逃した勝率5割復帰を改めて目指した京都ハンナリーズは、アルバルク東京の地力の前に屈する格好となった。GAME1は合流初戦となったノヴァ―・ガドソンが13得点とまずまずの働きを見せたものの、シェイク・ディアロのファウルトラブルで薄くなったインサイドを突かれ、徐々に点差を離されていった。

 ロースコアとなったGAME2は、ディフェンスが機能しながらもオフェンスリバウンドを22本も奪われてしまい、リードを守りきれずに4点差という痛恨の黒星。“借金”は今シーズン最多の「4」となった。

 昨シーズンは琉球が全勝しているこのカード。京都としては、1試合平均で8.7本の差がついているリバウンドでハッスルできるかどうかがポイントの1つになるだろう。オフェンス面は3ポイントシュート成功率で大きく上回っているだけに、ジェロ―ド・ユトフだけでなく好調の久保田義章やマシュー・ライトが積極的に打っていきたい。

 文=吉川哲彦

■ロスター

・琉球(HC:桶谷大)

ジョシュ・ダンカン

コー・フリッピン

アレン・ダーラム

植松義也

渡邉飛勇 ※インジュアリーリスト

松本礼太

岸本隆一

松脇圭志

田代直希

今村佳太

小野寺祥太

ジャック・クーリー

牧隼利

・京都(HC:ロイ・ラナ)

ジェロード・ユトフ

水野幹太

小西聖也

マシュー・ライト

ティージェー・ロール ※インジュアリーリスト

小澤智将

久保田義章

青木龍史

満田丈太郎

トビンマーカス海舟

ノヴァー・ガドソン

シェック・ディアロ

ザック・モーア

小室昂大