【やっぱりポイントガードは面白い! 山本麻衣が自身の3Pシュートを解説】“司令塔”“チームの指揮者”とも呼ばれるポイント…

【やっぱりポイントガードは面白い! 山本麻衣が自身の3Pシュートを解説】
“司令塔”“チームの指揮者”とも呼ばれるポイントガードは、緻密さを売りとする日本のバスケットボールにとって重要な存在である。Bリーグを席巻し、日本代表でも頭角を現しつつある河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)、そして同じくWリーグではチームを連覇に導き、MVPも獲得、3x3の日本代表でも活躍する山本麻衣(トヨタ自動車アンテローブス)。日本を代表する2人の“コンダクター<指揮者>”が、自らの技術を解説する。
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《3Pシュート技術解説》
(1)「一番大事にしているのは顔の前のボールセット」
シュートを打つときは、大きな動作をするとブレるので、コンパクトなフォームを意識しています。そのため胸から上げるという動作をしたくなくて、ボールをセットするのは顔の前。このセットを一番大事にしています。
そして次に意識しているのがリリースポイントです。感覚なのですが、あまり遅くなり過ぎないようポンッと離すようにしています。
打つ瞬間はボールを見ずにリングだけを見ています。ディープスリーなどの距離感は、考えるというよりはリングを見て感覚で打っています。方向性は、シュートを打った後に右手と左手の甲を合わせることで出しています。
(2)「リリースポイントの感覚を取り戻すドリル」
シュート感覚が悪くなったときは、ほとんどの場合、リリースポイントが悪くなっているのが原因です。
感覚を取り戻すためにやっているのが、ローポスト、ミドルポスト、フリースローライン、ロング2、3Pラインぐらいの5か所を、遠ざかったり近付いたりしながら1本ずつ打つドリル。そうして、どんな距離でも同じリリースポイントで打てるよう感覚を取り戻しています。
〈次回に続く〉
※『月刊バスケットボール』2022年8月号に掲載したものを再編集した記事になります
※やまもと・まい/所属:トヨタ自動車 アンテロープス/生年月日:1999年10月23日(23歳)/身長163cm/愛知県出身/ポジション:PG/口田東ミニ→昭和ミニ→藤浪中→桜花学園高→トヨタ自動車。2012年全国ミニ優勝。2013年全中優勝。2014年全中準優勝。2015年インターハイ優勝、ウインターカップ準優勝。2016年インターハイ優勝、ウインターカップ優勝。2017年インターハイ準優勝、ウインターカップ3位。2018年トヨタ自動車入団。2020-21Wリーグ優勝。2021-22Wリーグ優勝。
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