「橋本総業 東京有明国際オープン」(東京都江東区・有明テニスの森公園テニスコート/本戦6月5~11日/賞金総額1.5万ドル/ハードコート)は最終日を迎え、シングルス決勝が行われた。 日本人対決となった決勝は、昨年の全日本選手権を18歳で制し…

「橋本総業 東京有明国際オープン」(東京都江東区・有明テニスの森公園テニスコート/本戦6月5~11日/賞金総額1.5万ドル/ハードコート)は最終日を迎え、シングルス決勝が行われた。

 日本人対決となった決勝は、昨年の全日本選手権を18歳で制した綿貫陽介(グローバルプロテニスアカデミー)が第5シードの竹内研人(北日本物産)を4-6 6-1 6-4で破り、今シーズン初優勝を飾った。試合時間は2時間3分。

 両者は昨年4月に柏(ITF1万ドル/ハードコート)の2回戦で初対戦しており、綿貫が6-1 6-2で勝っていた。

 綿貫はシングルスでは昨年4月に筑波(ITF1万ドル/ハードコート)と柏でタイトルを獲得しており、フューチャーズ大会で通算3勝目を挙げた。

 今大会での綿貫は、1回戦で予選勝者の古田伊蕗(早稲田大学)を6-1 6-4で、2回戦で第6シードの今井慎太郎(東通産業)を6-7(5) 6-3 6-1で、準々決勝で第2シードの関口周一(Team REC)を6-4 5-7 6-0で、準決勝では前週の軽井沢(ITF2.5万ドル/クレーコート)で今季3勝目を挙げた第3シードの高橋悠介(三菱電機)を6-2 6-3で下して勝ち上がっていた。

 兄の綿貫裕介(橋本総業ホールディングス)とのペアでダブルスにも出場していた綿貫は、前日に行われた決勝で福田創楽/笹井正樹(ともにフリー)に2-6 6-1 [9-11]で敗れ、準優勝に終わっていた。◇   ◇   ◇

表彰式での選手スピーチ・抜粋(情報提供◎大会事務局)

綿貫陽介(シングルス優勝)

「僕自身、最近あまり勝てず、1回戦や2回戦で負けることが多く、うまくいかないことが多かったのですが、少しいい兆しが出てきたと思います。これを機にいいところをもっと増やして、上のステージで戦っていって、オリンピックでこのの舞台(有明)に戻ってきたいと思います」

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【シングルス決勝】

○27綿貫陽介(グローバルプロテニスアカデミー)4-6 6-1 6-4 ●8竹内研人(北日本物産)[5]

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位(テニスマガジン/Tennis Magazine)

※写真はシングルス優勝の綿貫陽介(右)と準優勝の竹内研人(左)

写真提供◎株式会社クリヤマスポーツプロモーションズ

橋本総業 東京有明国際オープン|公式サイト

ITF(国際テニス連盟)大会ページ|公式