「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子ダブルス決勝で、第1シードのベサニー・マテック サンズ(アメリカ)/ルーシー・サファロバ(チェコ)がノーシードから勝ち上がってきたアシュリー・バーティ/ケーシ…

「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子ダブルス決勝で、第1シードのベサニー・マテック サンズ(アメリカ)/ルーシー・サファロバ(チェコ)がノーシードから勝ち上がってきたアシュリー・バーティ/ケーシー・デラクア(ともにオーストラリア)を6-2 6-1で破り、2年ぶりのタイトルを獲得した。試合時間は1時間6分。

 マテック サンズとサファロバは2015年の全豪オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)で初めてペアを組んでグランドスラム初優勝を果たし、同年の全仏でもタイトルを獲得。今年の全豪では2勝目を挙げ、昨年の全米オープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)からグランドスラム3大会連続制覇を果たした。

 バーティ/デラクアは2月のクアラルンプール(WTAインターナショナル/ハードコート)と大会前週のストラスブール(WTAインターナショナル/クレーコート)でタイトルを獲得。今大会の2回戦では、第18シードの穂積絵莉(橋本総業ホールディングス)/加藤未唯(佐川印刷)を6-4 6-1で破っていた。

 デラクアとバーティのコンビは、2013年に全豪、ウィンブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)、全米と3つのグランドスラムで準優勝を果たしており、今回が4度目のグランドスラム決勝の舞台だった。(テニスマガジン/Tennis Magazine)

※写真は「全仏オープン」(フランス・パリ)の女子ダブルスでグランドスラム3大会連続制覇を果たしたベサニー・マテック サンズ(右)とルーシー・サファロバ(左)

Photo:PARIS, FRANCE - JUNE 11: Lucie Safarova of The Czech Republic (L) and partner Bethanie Mattek-Sands of The United States (R) celebrate victory with the trophy following the ladies doubles final match against Ashleigh Barty of Australia and Casey Dellacqua of Australia on day fifteen of the 2017 French Open at Roland Garros on June 11, 2017 in Paris, France. (Photo by Adam Pretty/Getty Images)