今週は阪神競馬場で阪神ジュベナイルF(GI、芝1600m)が行われる。外回りに施行条件変更後はブエナビスタやアパパネ、ラッキーライラックなどのちの競馬界を牽引した出世馬がズラリ。桜花賞と同じ舞台で行われることもあり、来年のクラシック戦線を占う意味でも重要な一戦だ。
過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析していく。ここでは「プラスデータ」としてモリアーナを取り上げる。
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■有馬記念勝ち馬も該当のデータ
コスモス賞を制し、2戦2勝で大舞台に臨む馬。人馬ともに重賞での経験値に乏しい点から人気の盲点にある印象だが、それを覆す可能性を秘めたデータをお伝えしたい。
・前走OPクラスで2着に0秒3差以上勝利【3.2.0.1】
ウンブライルにも当てはまるこのデータ。連対率に換算すると83.3%で、ソウルスターリングやソダシ、2着に敗れたがのちの有馬記念勝ち馬クロノジェネシスも該当したデータだ。この馬は6月東京マイルの新馬戦を上がり3F33秒0で制したが、これはグランアレグリアやサリオスを上回るもの。丸田恭介、横山和生、石川裕紀人と関東騎手の初GI制覇が目立つ今年のトレンドに武藤雅が続けるか注目したい。
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▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「2022阪神ジュベナイルF-全頭分析編」
著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。