安間志織が所属するベネツィア(Umana Reyer Venezia)が、日本時間12月9日(イタリア時間8日)にFI…

 安間志織が所属するベネツィア(Umana Reyer Venezia)が、日本時間12月9日(イタリア時間8日)にFIBAユーロカップ2022-23シーズンのグループラウンド第5戦でゲルニカ(Lointek Gernika Bizkaia、スペイン)と対戦し、延長の末68-65で勝利を収めた。


 ベネツィアはこの試合で、得点源のジェシカ・シェパード(Jessica Lynn Shepard)を故障で欠いていた。しかも第1Q半ばにセンターのロレラ・クバイ(Lorela Cubaj)も接触プレーで負傷して離脱。第1Q終了時点で8-18と2桁点差のビハインドを背負ってしまう。序盤から厳しい流れが続く試合となったが、安間は第1Qの先制点をはじめ要所でチームを救う活躍を見せ、11得点に4リバウンド、2アシストを記録。特に終盤は攻守で力になった。

 

第4Q残り7分40秒、力強いスピンムーブからレイアップを決める安間志織(写真/©FIBA.EuroCup2022-23)


 42-52の10点差を追う第4Q開始時点からの14-0の大逆転ランでは、口火を切るドライビングレイアップと48-52と4点差に迫るスピンムーブからのレイアップでチームを鼓舞。またオフェンスだけではなく、相手のファウルを誘う好ディフェンスやリバウンドでも貢献した。


 58-59と1点差ビハインドの第4Q残り34秒には、リバウンドのボックスアウトでファウルをもらいフリースローの機会を獲得。自らの手で勝負を決めるチャンスだったこの2本は珍しくミスしてしまったが、60-60で突入した延長の開始1分20秒過ぎに右コーナーから3Pショットを成功させミス分を取り返す。安間のこの一撃で65-60とリードを5点差としたベネツィアは、以降の緊迫した時間帯にもリードを守り切って勝利した。

 

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 ベネツィアはユーロカップのグループHで無傷の5連勝。アウェイで戦うケルターン(Rutronik Stars Keltern、ドイツ)との1試合(日本時間16日[金]、ドイツ時間15日[木])を残して、このグループ首位通過を確定させた。セリエA1でボローニャ(Virtus Segafredo Bologna)とスキオ(Famila Wuber Schio)に連敗を喫した後だっただけに、今後の雰囲気を良くする白星になりそうだ。


 セリエA1での安間とベネツィアの次戦は日本時間12日(月=イタリア時間11日[日])のモンカリエーリ(Akronos Tech Moncalieri)との一戦。国内リーグでは8勝2敗の成績でボローニャと同率の2位争いをしているベネツィアは、5勝5敗で8位のモンカリエーリに対して確実に勝利したいところだろう。

 

☆対ゲルニカ戦試合映像


文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)