今週は阪神競馬場で阪神ジュベナイルF(GI、芝1600m)が行われる。外回りに施行条件変更後はブエナビスタやアパパネ、ラッキーライラックなどのちの競馬界を牽引した出世馬がズラリ。桜花賞と同じ舞台で行われることもあり、来年のクラシック戦線を占う意味でも重要な一戦だ。
過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析していく。ここでは「プラスデータ」としてラヴェルを取り上げる。
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■阪神JFは東京芝1600m重賞連対馬の天下
前走アルテミスSは上がり3F33秒0の豪脚を披露し勝利。この世代の主役として勇躍GIの舞台に挑む馬だ。出遅れ癖がある馬かつ大外枠と不安材料は少なくないが、ここでは以下のデータをご紹介したい。
・東京芝1600m重賞連対歴あり→8年連続馬券内
当レースと抜群の相性を誇る東京芝1600m重賞連対馬。一昨年はソダシ、昨年はサークルオブライフがそれぞれアルテミスS勝ちから返す刀でGI制覇を飾った。その条件を満たしていることは大きなアドバンテージと言えるだろう。
前走アルテミスS勝ち×矢作厩舎×キャロットファームで思い出すのは2016年の当レース2着馬リスグラシュー。その後の活躍は言うまでもないだろう。同馬がはたせなかった2歳GI勝利をこの馬が成し遂げるシーンは想定しておきたいところだ。
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▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「2022阪神ジュベナイルF-全頭分析編」
著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。















