トータルゴルフフィットネス トレーナーの小林です。
今回は橋本コーチに協力をして頂き、私のゴルフのスキルアップを託したいと思います。
今回はアプローチについて橋本コーチに伺いたいと思います。
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私自身アプローチの距離感が定まらないのでこの原因を分析していただき改善するドリルを教えて頂きたいと思います。
実際のレッスン内容を動画にて視聴できますので、是非ご視聴ください。
橋本コーチ解説
小林トレーナーのスイングデータを見て解説していきましょう。
スイングデータの中でアプローチの際に重要視したいのが「打ち出し角」です。
打ち出し角は距離感に直結します。
打ち出し角が一球ごとにバラバラだと距離感が揃わなくなります。
小林トレーナーの場合は、通常のアプローチにしては上がりすぎているような数値になっています。
その原因はスイングに大きく現れています。
スイングを見てみると、体重が少し後ろに残った状態でスイングしています。
そして手首もフリップして打っていることからロフト角が高くなり、打ち出し角が大きいデータになっています。
それではこの数値になってしまっているスイングを実際に直していきましょう。
スイング改善
改善ポイント①
まず直すポイントとしては、スタンスの広さです。
20ヤードを打つスタンスとしては広いので、スタンスを少し狭くします。
改善ポイント②
2つ目の直すポイントは手首の動きです。
インパクトからフォローにかけてのリストの動きが解放されないようにしていきます。
現状ですと、掌屈して振り抜いてしまっているのをなくし右手首の角度をキープしたままスイングしていけるようにします。
改善ポイント③
3つ目の直すポイントは体重移動です。
フォローの際にしっかりと左体重になるようにスイングします。
体重比率は左に9割、右に1割くらいの割合になるようにします。
この3つのポイントを改善した結果のスイングがこちらです。
レッスン結果
最初の打ち出しかくがバラバラであったスイングのデータがこちらに対して、
3つのポイントを意識し打ち出し角を揃えたデータがこちらになります。
このように改善ポイントを意識したスイングをすることによって打ち出し角も安定し、その結果キャリーも安定してくるという結果を迎えることが出来ました。
まとめ
今回はアプローチの距離感が定まらないという悩みをレッスンにて解消させて頂きました。
打ち出し角が安定していないというデータの元、スイングのエラーを改善することによって距離感も安定させることができました。
実際に練習する際に分析器がない場合は、ボールが的にあたっている位置を常に揃えるように意識して練習してみてください。
トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。
ゴルフレッスンだけではなかなか修正が難しかったフィジカル面の課題もゴルフ専門のトレーナーがしっかりと見極めて改善へ導きます。
[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
小林 和仁
トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
トレーナー長年、日本スキー界の第一人者として活躍する一方、オフシーズンのトレーニングの一貫として、ゴルフ歴も30年以上。スキーにおける卓越した体重移動のテクニックをグルフスイングにおける体重移動に応用するとともに、体幹部の動き、捻りの動作等、「柔軟でスマートな動き」をプロ・アマ問わず多くのゴルファーに指導。