【北陸大が競り合いに勝利】12月6日、「インカレ2022」(第74回全日本大学バスケットボール選手権大会)大会4日目男子…

 

【北陸大が競り合いに勝利】

 

12月6日、「インカレ2022」(第74回全日本大学バスケットボール選手権大会)大会4日目男子グループステージG、北陸大(北信越1位/0勝1敗)と広島大(中国2位/1勝0敗)が対戦。拮抗した展開となったが、北陸大が87-71で制した。

 

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立ち上がり、互いに固いディフェンスでシュートが決まらない。先に得点したのは北陸大、#0浦邊亮泰がコーナーからドライブを決めて先取点。さらにスティールから速攻を決める。一方、広島大が初得点したのは、残り6分19秒、キャプテン兼学生コーチの#17山本草大が左ウイングからドライブしてレイアップを決める。

 

残り5分、広島大はフリースローのあと、#10和田丈一郎がスティールから速攻を決めて9-4とする。しかし、このあとは北陸大の流れに。残り4分にインサイドで、残り3分に3Pシュートと#11バログン ラティーフアビオドゥンが立て続けに決めて同点にすると、さらに#46山川空大、#43松井雄幸が連続で決めて逆転。17-12として1Qを終えた。

 

2Qに入っても激しいディフェンスの応酬が続く。その中で北陸大は#46山川、#0浦邊亮泰がロングシュートを決めると、広島大は#51大福谷和馬、#17山本、#15高木翔真が決めて離されまいとする。

 

先に流れを握ったのは北陸大。残り4分30秒に、#11ラティーフアビオドゥンが右コーナーから3Pシュートを決めて8点差とするも、広島大はすぐに#21川畑颯太郎、#51大福谷が得点。しかし、なかなか追いつけない。結局、北陸大の33-31でハーフタイムを迎えた。

 

3Q開始直後、北陸大は#0浦邊、#6吉本龍星の3Pシュートなどで43-34とする。引き離されたくない広島大は#18小原優斗が活躍。3Pシュート、フリースローと立て続けに決めて41-43とする。その後、48-48と追いつくと残り3分02秒、#15高木翔真のフリースローで50-48と逆転する。その後も、フリースローで加点していった広島大が55-54と1点リードで勝負の4Qを迎えた。

 

4Q開始直後、北陸大は#46山川空大のディープスリーで57-57と同点に。さらに#0浦邊の連続シュート、#6吉本の得点で63-57と6点リードする。クォーター開始からオフェンスが停滞していた広島大は残り7分強に#15高木が3Pシュート。60-63としたが、すぐに北陸大#46山川がまたもディープスリーを決めて6点差に戻す。

 

その後8点差まで広げられた広島大は、#15高木が連続得点。差を詰めていくと残り2分30秒、#51大福谷の3Pシュートで3点差とする。しかし、北陸大は好調の#46山川らが3Pシュートを連発して残り1分25秒で80-71に。最後はファウルゲームを展開した広島大だったが、奏功せず。拮抗した展開となったが、北陸大が87-71で制した。#0浦邊は両チームトップの25得点、ディープスリーを連発した#46山川は3Pシュート11本中6本成功で20得点をあげている。

 

グループGはこれで3チーム共に1勝1敗となったが、ゴールアベレージの差で九州産大(九州4位)がトーナメント進出となった。

 

文/広瀬俊夫(月バス.com)

 

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