ソフトバンクの山田大樹が、11日の阪神戦で今季初の先発マウンドに上がる。■11日の阪神戦に先発する山田、中4日も「体調はばっちり」 ソフトバンクの山田大樹が、11日の阪神戦で今季初の先発マウンドに上がる。 千賀滉大の登録抹消に伴い、先発マウ…

ソフトバンクの山田大樹が、11日の阪神戦で今季初の先発マウンドに上がる。

■11日の阪神戦に先発する山田、中4日も「体調はばっちり」

 ソフトバンクの山田大樹が、11日の阪神戦で今季初の先発マウンドに上がる。

 千賀滉大の登録抹消に伴い、先発マウンドを巡る高橋純平との“テストマッチ”を制した山田。見守った首脳陣も、2軍で6勝を挙げている山田の好調さを選んだようだ。山田は6日に2軍戦で先発し、中4日での登板となるが「それを言い訳にはできない。体調はばっちりです」と、問題ないことを強調した。

 今年に入って、2軍で好調を維持しているのは、捕手との呼吸を大事にしている点にあると山田は語る。

「キャッチャーが誰であれ、そのリードに対して試合を作れるようになったことで、不安がなくなった。キャッチャーの組み立てにどう応えるかを考えて投げるようになったし、(リードに対して)首を振ってもリズムが悪くなるだけなので」

 阪神打線に対しては「丁寧に投げながらも、大胆にいきたい」という山田。自らがつかみ取ったチャンスは確かに“千賀の代役”かもしれないが、結果を出せばきっと次のチャンスは巡ってくる。11年目の左腕はこのマウンドを決して無駄にすることはできない。

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura