「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の車いすの部の女子ダブルス決勝で、第2シードのマジョレーン・バイス(オランダ)/上地結衣(エイベックス)が第1シードのジェシカ・グリフィオン/アニーク・ファンクォト…

「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の車いすの部の女子ダブルス決勝で、第2シードのマジョレーン・バイス(オランダ)/上地結衣(エイベックス)が第1シードのジェシカ・グリフィオン/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)を6-3 7-5で下して優勝を果たした。試合時間は1時間27分。

 バイス/上地は初戦でディーダ・デ グロート(オランダ)/ジョーダン・ワイリー(イギリス)を7-5 6-1で破って決勝に進出。上地はこの日行われたシングルス決勝でサビーネ・エラルブロック(ドイツ)を7-5 6-4で破っており、単複2冠を達成した。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会は、男子シングルスでグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)が、女子シングルスではバイスが、ともにシングルスでのグランドスタム初タイトルを獲得。ダブルスでは国枝慎吾(ユニクロ)/ゴードン・リード(イギリス)が2連覇を達成、上地/ワイリーは2年ぶりの優勝を果たした。(テニスマガジン/Tennis Magazine)

※写真は「全仏オープン」(フランス・パリ)の車いすの部の女子ダブルスで優勝を果たしたマジョレーン・バイス(左)/上地結衣