11月に開催された車いすテニスの最終戦NEC車いすシングルスマスターズ(オランダ/オス、室内ハード)を史上最年少で制覇した16歳の小田凱人が自身のSNSを更新し、来年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)…

11月に開催された車いすテニスの最終戦NEC車いすシングルスマスターズ(オランダ/オス、室内ハード)を史上最年少で制覇した16歳の小田凱人が自身のSNSを更新し、来年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に向けて練習を行う動画を投稿した。
>>凱旋帰国の小田凱人が記者会見<<
小田は2021年4月に史上最年少の14歳でITF車いすジュニアテニスランキング1位に上り詰め、今年4月にプロ転向を表明した。
6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で四大大会に初出場。準決勝で国枝慎吾に敗れたもののベスト4進出を果たした。その後10月の楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード)では決勝で再び国枝と対戦。3-6, 6-2, 6-7 (3-7)の接戦の末に敗れるも、多くの観客のなか「夢の試合でした」と思いを語っていた。
年間上位8選手が出場できるシーズン最終戦のNEC車いすシングルスマスターズでは、決勝で当時世界ランク1位のA・ヒューエット(イギリス)を6-4, 6-3のストレートで破り、最年少優勝を飾った。
3日、現在世界ランク4位の小田は自身のインスタグラムにフォアハンドの練習を行う動画とともに、「僕の目はすでにオーストラリアン・オープンを見据えている」とコメントを投稿した。
2023年の全豪オープンは、1月16日から29日にかけて開催される。今年の全豪オープンの男子車いすテニス部門では、国枝慎吾がシングルスで2年ぶり11度目の優勝、ダブルスで準優勝をおさめた。