(C)Getty Images 番狂わせ、下剋上、ジャイアントキリングといった言葉が飛び交ったカタール・ワールドカップ。…

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 番狂わせ、下剋上、ジャイアントキリングといった言葉が飛び交ったカタール・ワールドカップ。世界ランキング上位のチームが次々と敗れ、その割合は1次リーグ全48試合のうち12試合(25%)を占める波乱の大会となった。対戦チームのランキング差を「ジャイキリポイント」と算定し、「番狂わせランキング」としてまとめた。

 欧州の強豪国を撃破した日本(世界ランキング24位)はスペイン戦(7位)勝利が8位、ドイツ戦(11位)勝利が9位にそれぞれランクイン。ただ格下のコスタリカ(31位)には敗れており、世界ランキングと勝敗が全3試合で逆の結果が出た、今大会唯一のチームだった。

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【1次リーグ番狂わせランキング】

1位 48ジャイキリ
サウジラビア2-1アルゼンチン
(51位)    (3位)

2位 42ジャイキリ
カメルーン1-0ブラジル
(43位)   (1位)

3位 33ジャイキリ
ガーナ3-2韓 国
(61位) (28位)

4位 28ジャイキリ
オーストラリア1-0デンマーク
(38位)     (10位)

5位 26ジャイキリ
チュニジア1-0フランス
(30位)   (4位)

6位 20ジャイキリ
モロッコ2-0ベルギー
(22位)  (2位)

7位 19ジャイキリ
韓 国2-1ポルトガル
(28位) (9位)

8位 17ジャイキリ
日 本2-1スペイン
(24位) (7位)

9位 13ジャイキリ
日 本2-1ドイツ
(24位) (11位)

10位 8ジャイキリ
オーストラリア1-0チュニジア
(38位)     (30位)

11位 7ジャイキリ
コスタリカ1-0日 本
(31位)   (24位)

12位 1ジャイキリ
イラン2-0ウエールズ
(20位) (19位)

 数字上、最大の番狂わせは開幕3日目にアルゼンチン(3位)を破ったサウジアラビア(51位)の48ジャイキリポイント。大会序盤の大金星は、苦戦が予想されたアジア勢に勇気と自信を与え、格上から12勝のうち7勝がアジア。勢いづいた日本、韓国、オーストラリアが1次リーグを突破し、アジア勢3チームが初めて決勝トーナメント(T)進出を果たした。

 優勝候補のブラジル(1位)、フランス(4位)が格下に黒星を喫したのは、すでに決勝T進出を决めていた第3戦に、主力メンバーを大幅に入れ替えたもの。前回3位のベルギー(2位)は第2戦でモロッコ(22位)に敗れたことが影響し、1次リーグで敗退した。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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