「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の車いすの部の男子シングルス決勝で、アルフィー・ヒュウェット(イギリス)が前年覇者のグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)を0-6 7-6(9) 6-2で破り、シ…

「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の車いすの部の男子シングルス決勝で、アルフィー・ヒュウェット(イギリス)が前年覇者のグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)を0-6 7-6(9) 6-2で破り、シングルスでのグランドスタム初タイトルを獲得した。試合時間は1時間56分。

 19歳のヒュウェットは、今大会がグランドスラム4度目の出場。初挑戦の全仏でシングルスでの初勝利を挙げると、準決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した国枝慎吾(ユニクロ)を6-4 6-4で破って勝ち上がっていた。ダブルスではゴードン・リード(イギリス)とのペアで昨年のウィンブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)でタイトルを獲得している。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会は、男子シングルスでフェルナンデスが、女子シングルスではマジョレーン・バイス(オランダ)が、ともにシングルスでのグランドスタム初タイトルを獲得。ダブルスでは国枝/リードが2連覇を達成、上地結衣(エイベックス)/ジョーダン・ワイリー(イギリス)は2年ぶりの優勝を果たした。(テニスマガジン/Tennis Magazine)

※写真は「全仏オープン」(フランス・パリ)の車いすの部でシングルスでのグランドスタム初タイトルを獲得した19歳のアルフィー・ヒュウェット

Photo:PARIS, FRANCE - JUNE 10: Alfie Hewett of Great Britain plays a forehand during the mens singles wheelchair final match against Gustavo Fernandez of Argentina on day fourteen of the 2017 French Open at Roland Garros on June 10, 2017 in Paris, France. (Photo by Alex Pantling/Getty Images)