「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の大会14日目はジュニアの部の男子シングルス決勝が行われ、第3シードのアレクセイ・ポピュリン(オーストラリア)が第11シードのニコラ・クーン(スペイン)を7-6(5…

「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の大会14日目はジュニアの部の男子シングルス決勝が行われ、第3シードのアレクセイ・ポピュリン(オーストラリア)が第11シードのニコラ・クーン(スペイン)を7-6(5) 6-3で破り、グランドスラム・ジュニアで初優勝を果たした。試合時間は1時間21分。

 今大会のポピュリンは、2回戦でオンドジェイ・スタイラー(チェコ)を5-7 7-5 6-2で、3回戦でマッテオ・マルティノー(フランス)を6-4 4-6 6-2で、準々決勝でジャンニ・ロス(アメリカ)を4-6 6-1 7-5で破るなど、3試合のフルセットマッチを制し、準決勝ではアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を6-4 6-2で下して決勝進出を決めていた。

 ポピュリンは前哨戦の「イタリア国際ジュニア」(イタリア・ローマ/クレーコート)を制しており、ITFグレードAの大会で2度目のタイトルを獲得した。

 準決勝で2016年のITFジュニア年間ナンバーワンとなった第1シードのミオミール・ケマノビッチ(セルビア)を7-6(5) 2-6 7-6(4)で倒して勝ち上がっていたクーンは、ソンボル・ピロシュ(ハンガリー)とのダブルスでも勝ち残っており、バシル・ キルコフ/ダニー・トーマス(ともにアメリカ)との決勝を控えている。◇   ◇   ◇

【ジュニア男子シングルス決勝】

○48アレクセイ・ポピュリン(オーストラリア)[3] 7-6(5) 6-3 ●25ニコラ・クーン(スペイン)[11]

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位(テニスマガジン/Tennis Magazine)

※写真は「全仏オープン」(フランス・パリ)のジュニアの部の男子シングルスで優勝を果たした第3シードのアレクセイ・ポピュリン(オーストラリア)

Photo:PARIS, FRANCE - JUNE 10: Alexei Popyrin of Australia celebrates victory following the boys singles final match against Nicola Kuhn of Spain on day fourteen of the 2017 French Open at Roland Garros on June 10, 2017 in Paris, France. (Photo by Alex Pantling/Getty Images)