(C)Getty Images 12月2日、プロ野球2023年度の保留選手名簿が公示され、各球団とも来季の戦力となる顔ぶ…

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 12月2日、プロ野球2023年度の保留選手名簿が公示され、各球団とも来季の戦力となる顔ぶれや、チームを退団する選手が明らかとなった。

 その中で、多くの外国人選手の戦力外を発表したのが巨人だ。すでに、複数名の選手の退団が濃厚と報じられ話題となっていたが、アダム・ウォーカー以外の8名がチームを去ることとなった。

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 そして、戦力外となった中にはルビー・デラロサチアゴ・ビエイラの名前もあり、巨人投手陣をリリーフとして支え続けた両投手も契約更新は叶わなかった。

 2019年から巨人で4シーズンを過ごしたデラロサは、2020年には17セーブを記録するなど守護神として活躍した。しかし、今季は開幕直後に2軍落ちとなるなど、精彩を欠くシーズンとなった。

 2020年加入のビエイラも今季はわずか9試合の登板にとどまった。昨年には56試合で投げ19セーブと存在感を発揮、NPB最高球速となる166㎞もマークするなどポテンシャルの高さも発揮している。

 日本で実績を残したデラロサ、ビエイラという両投手の去就には球界関係者からも注目が集まっており、引き続き他球団でのプレーを期待する声も挙がっている。

 野球評論家で現役時代に大洋(現DeNA)でプレーし、盗塁王などのタイトルも獲得した高木豊氏がYouTubeチャンネル『TAKAGI YUTAKA BASEBALL CHANNEL』においてデラロサ、ビエイラの今後についてコメントしており、11月28日に配信された「巨人デラロサ・ビエイラが退団濃厚!獲得に動く球団はあるのか!ただ、獲得には条件を言わせて欲しい…」では、高木氏の両選手への期待の言葉なども多く聞かれている。

 高木氏は2人について「持ってるモノはというか、投げているボールは凄いけどね。打たれないんじゃないかってくらいに」とスキルを称えている一方で「すごく気が弱いんだろうな」「マウンド上で挙動不審」と、メンタル面の不安定さを指摘した。

 加えて、投球以外での相手からの揺さぶりにも弱いことをウィークポイントに挙げ「それらを克服できなければどこへ行っても苦労するだろうな。使いづらい外国人だったよね」と印象を述べている。

 その上で「彼らにはハングリーであって欲しいな」と願望を語っており、続けて「背水の陣というか。『ここでやらなきゃお金を持ち帰れない』という環境でやらせるとすごい力を発揮すると思う」と両投手の再起への見解も示した。

 また、今後の動向でも、戦力として獲得に動く球団について「広島は良いんじゃない?中継ぎが薄いから」と予想、その他にも西武や日本ハムなども候補として挙げている。ただ高木氏は「インセンティブ(成果報酬)でね」とも付け加えており、さらに「2人は安い金額でも契約するという気持ちが無いと、日本では成功しないかな」として、あくまでもハングリーな姿勢を求め続けていた。

 デラロサ、ビエイラともポテンシャルは確かなだけに、ここからの再び活躍の場を手に入れられるか否かは、やはり本人の意思が大きく影響してくるようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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