昨年の活躍が認められラドゥカヌが大英帝国勲章を授かる11月29日、女子テニスのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)が、2021年のUSオープン制覇を高く評価され、大英帝国勲章5等勲爵士(MBE)を授与された…

昨年の活躍が認められラドゥカヌが大英帝国勲章を授かる

11月29日、女子テニスのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)が、2021年のUSオープン制覇を高く評価され、大英帝国勲章5等勲爵士(MBE)を授与された。

【画像】ラドゥカヌがSNSでファンに報告。チャールズ国王から授与され「大変光栄なこと」

昨年、ラドゥカヌはウィンブルドンでグランドスラム初出場でベスト16入りを果たすと、続くUSオープンで予選から全10試合をストレート勝ち。史上初となる予選勝者のグランドスラム優勝者が誕生し、イギリス人女子選手としてもバージニア・ウェイド氏以来、44年ぶりにグランドスラムのタイトルを手にした。

この栄誉を称え、昨年の12月31日に発表された新年の叙勲で、ラドゥカヌは王室から名誉ある賞を授けられることとなっていた。

ウィンザー城にて行われた式典で、イギリス国王のチャールズ3世と握手している写真を自身のSNSに掲載したラドゥカヌは、「今日、国王陛下よりMBEを授与され、大変光栄に思います。とても素晴らしい一日でした」とコメントしている。

今シーズンは、度々怪我に悩まされて4度の途中棄権もあり、17勝19敗と悔しい結果に終わって世界ランクも75位に下降したラドゥカヌ。12月16日からアラブ首長国連邦・アブダビで開催されるエキジビションマッチにて、世界ランク2位のオンス・ジャバー(チュニジア)と対戦し、来季はニュージーランド・オークランドのWTA250大会でスタートさせる。