30日、船橋競馬場で行われた交流G3・クイーン賞は、3番人気のテリオスベルがハイペースの逃げを展開して堂々逃げ切りを決…

 30日、船橋競馬場で行われた交流G3・クイーン賞は、3番人気のテリオスベルがハイペースの逃げを展開して堂々逃げ切りを決めた。2着に1番人気のグランブリッジ、3着には2番手から伸び着れなかったショウナンナデシコが入った。

クイーン賞、勝利ジョッキーコメント
1着 テリオスベル
江田照男騎手
「この馬自体がスタートがあまり速い馬ではないんですけれども、持ち味は持久力があるということなので、枠も外枠だったんですけれども、オーナーとも話して、頑張って行ってくれという感じでハナに行きました。道中もすごい良い感じで手応え良くいけました。この馬の持ち味が持久力があるっていう馬なので、テリオスベルを信じて競馬をしました。(今後については)僕が決めることじゃないので、あとはオーナーに相談して、この後のレースは使うと思います。久々に船橋でこういった大きなタイトルのレースで勝つことが出来てとても有り難く思っています。こういう馬に乗せてくれたオーナー、関係者の人に感謝したいと思います。自分もういい歳なんですけれども、若い子に負けないように頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 30日、船橋競馬場で行われた11R・クイーン賞(Jpn3・3歳上オープン・牝・ダ1800m)は、江田照男騎乗の3番人気、テリオスベル(牝5・美浦・田島俊明)が快勝した。2馬身差の2着に2番人気のグランブリッジ(牝3・栗東・新谷功一)、3着に1番人気のショウナンナデシコ(牝5・栗東・須貝尚介)が入った。勝ちタイムは1:54.4(稍重)。

【スレイプニルS】10番人気テリオスベルが逃げ切りで波乱演出

2馬身差完勝


クイーン賞・テリオスベル (C)Hiroki Homma

 3番人気に支持された江田照男騎乗、テリオスベルが嬉しい交流重賞初制覇を飾った。スタートを出て正面スタンド前で押して行き一気にハナへ。さらには2番手にショウナンナデシコがいつでも動けるポジションで追走。テリオスベルはかなりのハイペースで飛ばしていき、それでも直線で粘り込んでの快走で、2着に追い込んだグランブリッジに2馬身差をつけて堂々逃げ切った。ショウナンナデシコは勝負どころで手応えが厳しくなり、3着に粘り込むのが精一杯だった。

テリオスベル 28戦6勝
(牝5・美浦・田島俊明)
父:キズナ
母:アーリースプリング
母父:クロフネ
馬主:鈴木美江子
生産者:野坂牧場

【全着順】
1着 テリオスベル
2着 グランブリッジ
3着 ショウナンナデシコ
4着 ホウオウピースフル
5着 リネンファッション
6着 コスモポポラリタ
7着 サルサレイア
8着 レディオスター
9着 ロカマドール
10着 ミスティネイル
11着 コーラルツッキー
12着 ビックバレリーナ
13着 クレールアドレ
14着 ハピネスマインド