全仏オープンテニスは6月9日に男子シングルス準決勝が行われた。第4シードのラファエル・ナダルは第6シードのドミニク・ティエムと対戦して6-3、6-4、6-0で勝利。史上最多10度目の優勝に向け決勝へ駒を進めた。準々決勝では第2シードのノバク…

全仏オープンテニスは6月9日に男子シングルス準決勝が行われた。第4シードのラファエル・ナダルは第6シードのドミニク・ティエムと対戦して6-3、6-4、6-0で勝利。史上最多10度目の優勝に向け決勝へ駒を進めた。

準々決勝では第2シードのノバク・ジョコビッチに完勝したティエム。グランドスラム初の決勝進出を懸けてナダルに挑んだが、8度のブレイクチャンスも要所でポイントが取れない。逆にナダルへ6度のブレイクを許してしまう。

「いつもより少しナーバスな入りだった。だけど、その後はプレーが良くなっていったと思う」とナダル。ティエムのプレーに対しては「普段よりミスが多かった」と話し、その理由を「今日は風が強かった。彼はセンターコートでプレーした経験があまりない。それだと難しいだろうね」と分析している。

決勝進出を「とてもとても幸せ」と喜ぶナダル。日曜日は自分のベストを尽くしたいと10度目の優勝に高いモチベーションを向けていた。

圧倒的な強さで勝ち進んできたナダルにファンからは、「ティエム相手に内容が強すぎる」「ナダルが優勝しないでどうするみたいな空気ある」「ナダルの優勝が見たいけどワウリンカはGS決勝無敗だからな」「クレーキング復活」などの声が寄せられている。