「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の男子シングルス準決勝で、第3シードのスタン・ワウリンカ(スイス)が第1シードのアンディ・マレー(イギリス)を6-7(6) 6-3 5-7 7-6(3) 6-1で破…

「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の男子シングルス準決勝で、第3シードのスタン・ワウリンカ(スイス)が第1シードのアンディ・マレー(イギリス)を6-7(6) 6-3 5-7 7-6(3) 6-1で破り、2年ぶりの決勝進出を果たした。試合時間は4時間34分。

 この結果でワウリンカは、マレーとの対戦成績を8勝10敗とした。前回の対戦は昨年11月のATPツアー最終戦(イギリス・ロンドン/室内ハードコート)のラウンドロビンで、マレーが6-4 6-2で勝っていた。

 全仏オープンに13年連続出場となるワウリンカは、2015年の決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)を倒して2度目のグランドスラム制覇を達成。昨年は準決勝で、マレーに4-6 2-6 6-4 2-6で敗れていた。前週のジュネーブ(ATP250/クレーコート)では決勝でミーシャ・ズベレフ(ドイツ)を下し、地元スイスで大会連覇を達成している。

 ワウリンカは2度目のタイトル獲得をかけて、第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第6シードのドミニク・ティーム(オーストリア)の勝者と対戦する。グランドスラム決勝でのワウリンカは、ここまで3勝0敗の戦績を残している。(テニスマガジン/Tennis Magazine)

※写真は「全仏オープン」(フランス・パリ)の準決勝で世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス/左)を破り、2年ぶりの決勝進出を果たした2015年覇者のスタン・ワウリンカ(スイス/右)(撮影◎毛受亮介/テニスマガジン)