「全仏オープン」（フランス・パリ／本戦5月28日～6月11日／クレーコート）の車いすの部の女子シングルス準決勝で、第2シードの上地結衣（エイベックス）がマジョレーン・バイス（オランダ）を6-3 6-3で破り、3年ぶりとなる決勝進出を果たした…

「全仏オープン」（フランス・パリ／本戦5月28日～6月11日／クレーコート）の車いすの部の女子シングルス準決勝で、第2シードの上地結衣（エイベックス）がマジョレーン・バイス（オランダ）を6-3 6-3で破り、3年ぶりとなる決勝進出を果たした。試合時間は1時間7分。

　全仏オープンに4年続5回目の出場となる上地は、2014年にシングルスでのグランドスラム初タイトルを獲得。昨年は準決勝で、バイスに6-7(5) 7-6(3) 1-6で敗れていた。

　上地は2度目の優勝をかけて、サビーネ・エラルブロック（ドイツ）と対戦する。エラルブロックは準決勝で、アニーク・ファンクォト（オランダ）を7-6(2) 7-6(5)で下しての勝ち上がり。

　バイスとのペアでダブルスにも出場する上地は、ディーダ・デ グロート（オランダ）／ジョーダン・ワイリー（イギリス）との初戦を控えている。

　車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

　昨年の大会は、男子シングルスでグスタボ・フェルナンデス（アルゼンチン）が、女子シングルスではバイスが、ともにシングルスでのグランドスタム初タイトルを獲得。ダブルスでは国枝慎吾（ユニクロ）／ゴードン・リード（イギリス）が2連覇を達成、上地／ワイリーは2年ぶりの優勝を果たした。（テニスマガジン／Tennis Magazine）

※写真は「全仏オープン」（フランス・パリ）の車いすの部の女子シングルスで3年ぶりとなる決勝進出を果たした第2シードの上地結衣（1回戦でのもの）