■シャフリヤール
【中間調整】前走の天皇賞・秋が海外帰り初戦。乗り込み量は十分も動きにはいささか不満が残り、レース結果は実際0秒6差5着に留まっていた。もとよりドバイシーマクラシック勝ち馬が勝利すれば本来の賞金4億円に加え、ボーナス200万ドルが追加となるジャパンカップのほうが大本線なのは明白。中間は在厩で調整されており、意図した通りグンと気配を上げてきている。1週前追いには福永騎手が騎乗し、芝コースで併せ馬。道中では抜群の操縦性を感じさせ、走りやすい芝とはいえ、ラストは鋭く切れた。
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【最終追い切り】前走に続き騎乗するC.デムーロ騎手が跨り、坂路で併せ馬。走路がかなり混雑した時間帯だったが、序盤は自分の走りに集中。しっかり折り合って脚を溜めると、目標とした準オープン馬に取り付いて併入とした。手応えは余裕そのもので、素軽さ十分。
【見解】前走に感じたバランスの悪さや覇気に欠ける部分などが、ひと叩きで一気に良化。動きと気持ちの面が噛み合って、いい状態に仕上がっている。日本ダービーで完全に勝ちパターンに持ち込んでいたエフフォーリアを下した東京芝2400mが舞台。ほぼ万全の状態で臨めそう。
総合評価「A」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。
■ジャパンカップ2022 調教動画(シャフリヤール)