全仏オープンテニスは6月8日に女子シングルス準決勝を行った。ノーシードから勝ち上がってきた20歳の新鋭エレナ・オスタペンコが第30シードのティメア・バシンスキーを7-6、3-6、6-3で破り決勝進出を決めている。2時間24分の激闘でオスタペ…

全仏オープンテニスは6月8日に女子シングルス準決勝を行った。ノーシードから勝ち上がってきた20歳の新鋭エレナ・オスタペンコが第30シードのティメア・バシンスキーを7-6、3-6、6-3で破り決勝進出を決めている。

2時間24分の激闘でオスタペンコに勝利をもたらしたのは得意のフォアハンドだった。男子顔負けのスピードを誇る強力なフォアで主導権を握ったオスタペンコは、最後も2度目のマッチポイントをフォアのウィナーで決めた。

この日が20歳の誕生日だったオスタペンコ。試合後の会見では「勝つことができてとても嬉しい。タフな試合だった。20歳の誕生日だから決勝進出はなおさら嬉しい。素敵な誕生日プレゼントになったと思う」と満面の笑みを見せた。

「激闘だったと思う。準決勝まで勝ち進んできて少し苦しく感じる場面もあった。第1セットを取って決勝進出が近づいていることを少し意識したが、冷静になって自分のテニスをすること、試合を楽しむことに集中した」

まだツアーレベルの大会では優勝がないオスタペンコ。大舞台で初タイトル獲得なるか。