FIFA(国際サッカー連盟)が17日、サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会の期間中、SNSでの批判や誹謗中傷などから選手を保護する取り組みを公表している。この「保護される」という「SNS」とは「W杯に参加する全ての国に所属する全て選…
FIFA(国際サッカー連盟)が17日、サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会の期間中、SNSでの批判や誹謗中傷などから選手を保護する取り組みを公表している。この「保護される」という「SNS」とは「W杯に参加する全ての国に所属する全て選手」なのだとか。
FIFA・インファンティーノ会長は「選手が能力を最大限に発揮できるよう、可能なかぎり最高の条件を提供することに尽力する。ソーシャルメディアの投稿がメンタルヘルスに与える悪影響から選手を守るサービスを開始できることをうれしく思う」と言葉を残し、大会の安全と成功を懇願した。
この取り組みは大会期間中、参加する32チーム全ての選手に対するSNSを監視するというもの。実際の選手本人アカウントなどに差別的や脅迫的な書き込みを見つけた場合は即、SNS上で報告し法律に基づいて対処するらしい。SNSの普及に伴い、スポーツ選手に対する心無い言葉や中傷は五輪などでも相次いでおり昨今、大きな問題・課題となっている。
文/スポーツブル編集部