サウジアラビアが強豪国・アルゼンチンを相手にジャイアントキリングを起こした。 11月22日、19:00(日本時間)から…

 サウジアラビアが強豪国・アルゼンチンを相手にジャイアントキリングを起こした。

 11月22日、19:00(日本時間)から行なわれたカタールW杯グループC第1節のアルゼンチン代表vsサウジアラビア代表。下馬評では、言わずと知れた「世界の名手」リオネル・メッシを擁するアルゼンチンが圧倒的に有利だったが、結果は、2-1でサウジアラビアが勝利。見事にジャイアントキリングを起こしたのだ。

 前半にメッシにPKを決められたサウジアラビアは、後半3分にサレハ・アルシェハリのゴールで同点に追いつくと、その5分後にはサレム・アルドサリが逆転弾を叩き込む。

 そこからは攻めるアルゼンチン、守るサウジアラビア――の構図が続く。

 それでもサウジアラビアの選手たちは自軍深くに引きっぱなしにはならず、ボールを奪って敵陣へ運ぶと、最終ラインを高くまで押し上げ、アルゼンチンの選手たちに高い位置からプレッシャーをかけ続けた。そうすることでアルゼンチン代表選手たちにも焦りが見え始め、頼みのメッシもスーパーなプレーを披露することはできず、時間だけが刻一刻と過ぎていく。果たして、サウジアラビアがジャイアントキリングを成し遂げたのだ。

■サウジアラビアの頑張りともにツイッターも日本のサッカーファンもヒートアップ!

 開幕戦でエクアドルに0-2で敗れた開催国・カタール、21日にイングランド代表になすすべなく2-6で大敗を喫したイラン。アジア勢が結果を残せない中でのサウジアラビアの大健闘。番狂わせの気配が漂うにつれ、ツイッターもヒートアップしていき、ついには「サウジまじ」がトレンド入りを果たしたのだ。

「サウジまじ?」
「サウジまじで勝つんじゃないか?」
「サウジまじ?えぐいてサウジまじであるかこれ?」

 そして、

「サウジまじで勝った」
「サウジまじでやってくれた!」
「サウジ… まじか… 超大金星じゃん…」

 ついには、

「サウジまじか。 明日は日本頼む」

 といった、驚きとアジア勢の大勝利を喜ぶ「サウジまじ」が数えきれないほど寄せられているのだ。

 カタールW杯アジア最終予選では日本代表と1勝1敗の互角だったサウジアラビア代表。同国の力強い勝利が、23日にドイツ戦に臨む日本の背中を押してくれることを願いたい!

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