現地時間11月22日の14時16分、ドーハ市内にあるメディアセンターで拍手喝采が起きた。 ドーハ市内に、報道陣のための…
現地時間11月22日の14時16分、ドーハ市内にあるメディアセンターで拍手喝采が起きた。
ドーハ市内に、報道陣のための施設がある。巨大な建物の中に、記者会見場や入稿などができる巨大な部屋、放送用のスタジオなど、メディアが報道に必要なための様々設備が揃っており、ここから世界に向けてニュースが発信されている。
その中にある記者用の作業部屋「Media Working Area」で、拍手は起きた。ここには容易には数えることができないほどのテーブルがあるが、そのテーブルごとにモニターが設置されている。そこには試合映像が生中継されていて、この時間帯に映し出されていたのはアルゼンチン対サウジアラビアだった。
この試合は前半のうちにアルゼンチンがFWリオネル・メッシの得点で先制。ここまで2敗と苦戦しているアジア勢がまたしても劣勢に立たされていたが、後半、サウジアラビアが意地を見せた。
後半3分に同点に追いつくと、後半8分にサレム・アルドサリが逆転弾を決めたのだ。その瞬間、ワーキングエリア内では大きな歓声が沸くと同時に、「ウワーオ」「オーマイガー」「サプライズ」の声が飛び交った。そして、サウジアラビアの奮闘を称えるように拍手が起きたのだ。
本サイト記者の隣で作業をしていたカタールのスポーツ専門メディア『Beln sports』のジーンズシャツを着ていた記者もその一人で、パソコンを叩く手を止めて「ワーーーオ」と大きな声を発していた。感想を聞くと、目を見開いて「ビッグサプライズ!!」と口にした。
■試合終了時にはスタンディングオベーション
その後、アルゼンチンは勝利を目指して惜しいシュートを再三放つも、サウジアラビアのGKが好セーブを連発。そして現地時間の15時6分、正味14分のロスタイムを経てサウジアラビアが1点リードで試合を終了するホイッスルが鳴り響いた。
その瞬間、逆転の瞬間よりも小さい拍手がメディアセンターで起こり、今大会、アジア勢初めての白星が祝福された。この金星に続くべく、23日、日本代表はドイツ代表を撃破する。