「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス準決勝で、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)が第30シードのティメア・バシンスキー(スイス)を7-6(4) 3-6 6-3で破り、ノーシードから快進撃…

「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス準決勝で、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)が第30シードのティメア・バシンスキー(スイス)を7-6(4) 3-6 6-3で破り、ノーシードから快進撃で決勝進出を果たした。試合時間は2時間24分。

 今回が初対戦だった両者はこの日、バシンスキーが28歳、オスタペンコは20歳の誕生日を迎えていた。バシンスキーは2015年の全仏でグランドスラム初の4強入りを果たし、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)に6-4 3-6 0-6で敗れていた。

 グランドスラムに2015年のウィンブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)から8大会連続出場となるオスタペンコは、今年の全豪オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)での3回戦進出がこれまでの最高成績だった。初出場だった昨年の全仏では1回戦で、大坂なおみ(日清食品)に4-6 5-7で敗れていた。

 オスタペンコはシングルスでのキャリア初優勝をかけて、第2シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)の勝者と対戦する。(テニスマガジン/Tennis Magazine)

※写真は「全仏オープン」の準決勝でティメア・バシンスキー(スイス)を破り、ノーシードから快進撃で決勝進出を果たしたエレナ・オスタペンコ(ラトビア)(撮影◎毛受亮介/テニスマガジン)