11月20日、フットボール界における4年に1度の祭典、ワールドカップがカタールの地で遂に開幕する。約1カ月の激闘をより深…

11月20日、フットボール界における4年に1度の祭典、ワールドカップがカタールの地で遂に開幕する。約1カ月の激闘をより深く、より楽しむべく、超ワールドサッカー編集部が出場国32カ国ガイドを作成。31カ国目はウルグアイ代表を紹介していく。

監督:ディエゴ・アロンソ

主将:ディエゴ・ゴディン

予選成績:8勝4分け6敗

W杯出場数:4大会連続14回目

W杯最高位:優勝

FIFAランク:14位

◆ベテラン多しも新たな力も

ブラジル代表とアルゼンチン代表の2強が支配した予選で一時の厳しい状況から大きく巻き返し、3位で4大会連続の出場を果たすウルグアイ。15年間も続いたオスカル・タバレス体制からディエゴ・アロンソ体制に移行後初のW杯となる。

顔ぶれは年齢的に衰えも隠しきれないルイス・スアレスら黄金世代が依然として中心。ただ、ロナルド・アラウホ、フェデリコ・バルベルデ、ロドリゴ・ベンタンクール、ダルウィン・ヌニェスと下からも台頭し、タレント揃いだ。

気がかりなのはケガから復帰を目指すなかでの選出となるアラウホの状態だが、新天地のリバプールで苦労しながら、新主砲のヌニェスは10月に入ってから7ゴールと右肩上がり。[4-4-2]を基本布陣にしたたかな戦いを講じるはずだ。

そんなセレステは第1回大会を含む過去2度の優勝実績を誇り、直近3大会おいても決勝トーナメント進出。今大会はスアレスとカバーニに全盛期ほどの火力がないだけに、急速に世代交代が進むバルベルデらの中盤力が屋台骨となる。

◆超WS的注目プレーヤー

MFフェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリー)

重鎮勢が健在のチーム状況だが、今が旬といえばバルベルデだろう。エネルギッシュさを武器にいぶし銀の働きが印象的だったが、今季は得点力が向上。特に、ミドルは圧巻だ。今季のここまでを見る限り、今大会のブレイク筆頭と言っても過言ではなく、タレントが豊富な中盤が売りのウルグアイにとってもキーマンであるのに間違いない。

◆登録メンバー

GK

1.フェルナンド・ムスレラ(ガラタサライ/トルコ)

23.セルヒオ・ロチェ(ナシオナル)

12.セバスティアン・ソサ(インデペンディエンテ/アルゼンチン)

DF

2.ホセ・マリア・ヒメネス(アトレティコ・マドリー/スペイン)

19.セバスティアン・コアテス(スポルティングCP/ポルトガル)

3.ディエゴ・ゴディン(ベレス・サルスフィエルド/アルゼンチン)

22.マルティン・カセレス(ロサンゼルス・ギャラクシー/アメリカ)

4.ロナルド・アラウホ(バルセロナ/スペイン)

13.ギジェルモ・バレラ(フラメンゴ/ブラジル)

26.ホセ・ルイス・ロドリゲス(ナシオナル)

16.マティアス・オリベラ(ナポリ/イタリア)

17.マティアス・ビーニャ(ローマ/イタリア)

MF

14.ルーカス・トレイラ(ガラタサライ/トルコ)

25.マヌエル・ウガルテ(スポルティングCP/ポルトガル)

5.マティアス・ベシーノ(ラツィオ/イタリア)

6.ロドリゴ・ベンタンクール(トッテナム/イングランド)

15.フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリー/スペイン)

8.ファクンド・ペリストリ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)

24.アグスティン・カノッビオ(アトレチコ・パラナエンセ/ブラジル)

7.ニコラス・デ・ラ・クルス(リーベル・プレート/アルゼンチン)

10.ジョルジアン・デ・アラスカエタ(フラメンゴ/ブラジル)

FW

20.ファクンド・トーレス(オーランド・シティ/アメリカ)

18.マキシ・ゴメス(トラブゾンスポル/トルコ)

9.ルイス・スアレス(ナシオナル)

21.エディンソン・カバーニ(バレンシア/スペイン)

11.ダルウィン・ヌニェス(リバプール/イングランド)

◆日程

第1節

11/24

《22:00》

vs韓国

◆第2節

11/28

《28:00》

vsポルトガル

◆最終節

12/2

《24:00》

vsガーナ