ITTF-ATTUアジアカップ2022<11月17~19日/タイ・バンコク> 19日、男子シングルス決勝で張本智和(IMG/世界ランク4位)がイム・ジョンフン(韓国/同19位)をゲームカウント4-1で下し、優勝を果たした。アジアカップで19…

ITTF-ATTUアジアカップ2022<11月17~19日/タイ・バンコク> 19日、男子シングルス決勝で張本智和(IMG/世界ランク4位)がイム・ジョンフン(韓国/同19位)をゲームカウント4-1で下し、優勝を果たした。

アジアカップで1989年の斎藤清以来、2度目の日本勢のシングルス優勝をねらう張本。対するイムは王楚欽(中国)を破って上がってきた韓国の主力左腕だ。

第1ゲームは2-6とリードされるも、張本の猛追で9-9に。次の一本をゆるいチキータでタイミングを外して取り、そのまま先制する。

イム・ジョンフン PHOTO:World Table Tennis

2ゲーム目はイムのサーブをうまく処理できず取られるが、次は逆に縦回転の変化サーブから攻めた張本が攻勢。8-1の大量リードから迫られるも、11-8で逃げ切る。

一進一退の展開。第4ゲームは8-10とされるが、張本が必殺のサーブを武器に4点連取で奪取し、5ゲーム目も一気の攻めで圧倒。11-2で取り、勝負を決めた。

文句なしの強さで日本勢33年ぶりの優勝を飾った張本。19歳のエースがアジアに名を刻んだ。

<ITTF-ATTUアジアカップ 男子シングルス決勝>
張本智和 4-1 イム・ジョンフン(韓国)
11-9/7-11/11-8/12-10/11-2