11月17日に行われたカナダ戦を1-2で落とした日本代表。編集部では、試合に出場した森保ジャパンの選手たちを、最高6点…

 11月17日に行われたカナダ戦を1-2で落とした日本代表。編集部では、試合に出場した森保ジャパンの選手たちを、最高6点の中で採点した。

■守備陣の評価は?

 守護神としてフル出場した権田修一は2.5点。セットプレーのハイボールに対し、飛び出すタイミングや相手の高さに手を焼いてしまい、何度かミスが見られた。2失点目のPKでも、反応できていただけに、止められなかったのは悔やまれるところだ。

 CBとしてスタメン起用された板倉滉谷口彰悟はともに3点。全体的に落ち着きを持ってプレーできていたが、1失点目のときのヘディング失敗や、セットプレーでボールウォッチャーになるシーンなど、ここぞという場面でのミスがやや目立ったか。

 右SBとしてハーフタイムまで出場した酒井宏樹は4点に。攻撃面では存在感を強く示すことはなかったが、1対1ではさすがの対応。右サイドから大きなチャンスをつくらせなかった。

 その酒井に代わって入った山根視来は2点。終盤の決定機逸脱とPK献上が響いてしまった。ただ、3バックシステムになってからの攻め上がりで攻撃にアクセントを加えていたのは評価すべき点だろう。

 左SBでスタメン起用された伊藤洋輝は3.5点。裏を取られる場面が何度かあったものの、なんとか対応。攻撃参加でも小さくない貢献を見せ、システム変更してからのCBへのポジション移動にも対応していた。

 後半22分から入った長友佑都は3点。特筆して悪いプレーは見られなかったが、クロスを何度か上げさせたり、ボール保持時の関与が少なかったりと、良い場面はあまり見られなかった。

■中盤の採点は?

 CHの一角としてフル出場した柴崎岳は4.5点に。守備面では危うさも見られたが、先制点のアシストや機を見たサイドチェンジ、終盤の山根へのスルーパスなどで相手を翻弄。自身の持ち味をきっちりと出せたはずだ。

 先発出場し、柴崎とコンビを組んだ田中碧は2.5点。SBの位置に下りてビルドアップを円滑に進めようと試みるも、らしくないボールロストが目立ち、効果的な縦パスもあまり刺すことができなかった。

 その田中に代わって入った鎌田大地は4点。代表では初めてのCH起用となったものの、組み立てで違いを見せつつゴール前にも顔を出して躍動。フィジカル面でも強さを見せるなど、改めてクオリティの高さを見せつけた。

■前線の選手たちの評価

 右SHとしてスタメン出場し、最後までプレーした相馬勇紀は5点。先制ゴールで試合を動かすと、献身的なパフォーマンスと運動量でチームに貢献した。セットプレーのキッカーも務められるため、本戦でも重宝されるはずだ。

 左SHとしてスタメン出場した久保建英は3点に。ドリブルから鋭いシュートを放つなど、チーム随一のスキルを見せた場面もあったが、全体的に見ればプレー関与の回数は少ない。プラン通りかどうかは不明だが、前半のみのプレーに終わっている。

 トップ下でスタートから起用された南野拓実は2.5点。ハーフスペースでパスを引き出すなど攻撃を加速させるプレーを何度か披露したものの、試合から消える時間が長かった。

 復帰戦となった浅野拓磨も2.5点に。裏を狙ってボールをもらうシーンは数回あったが、チーム全体の連動性の低さもあり、プレッシング面では良さを出せなかった。

 久保と交代してハーフタイムから登場した堂安律も同じく2.5点。シャドーポジションに入ってからはボール関与の回数も増加したが、決定的な仕事にはつなげられなかった。

 浅野に代わって入った上田綺世は3.5点。体を張ってボールを収めつつ、前線で起点に。相手の守備にやや手を焼いて得点にはつなげられなかったが、浅野との特徴の違いを良い形で見せている。

 そして森保一監督は3点。復帰初戦の選手がいるうえに、遠藤航守田英正三笘薫が不在の中でも、相馬と柴崎の躍動、鎌田のCH起用などで収穫を得た。ただ、プレッシングやビルドアップはもう少し整理したいところだ。

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