■シュネルマイスター
【中間調整】昨年のマイルCSでグランアレグリアの2着、今年春の安田記念でソングラインにクビ差の2着。GIタイトルは3歳春のNHKマイルCのみだが、国内最強級マイラーと言って差し支えない存在だろう。前走は“畑違い”のスプリンターズSに参戦し、直線で詰まる不利もあって9着に終わったが、そこでスプリントGIの速い流れを経験させるのが主目的だった感はある。大敗のダメージを引きずることなく、古馬となっての初GI獲りへ向け10月25日に美浦へ帰厩。順調に乗り込まれている。距離延長を意識して長めからのメニュー中心に消化。1週前追いのウッド調教では7Fから時計を出し、馬場の大外を回りながらもラストまで余力を保って素軽く伸びた。
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【最終追い切り】今週は脚慣らし程度。道中は濃霧でほとんど見えなかったが、直線ではオープン馬ワーケアを楽に追い詰める素軽い動きを見せていた。
【見解】疲れが溜まりやすいタイプなので毎日王冠を前哨戦とするより、1週余計に調整期間が取れるスプリンターズSをステップする意図もあったようだ。いわば“捨てゲーム”だったその前走で前が塞がるという嫌な記憶が残ったのでは……という嫌いもあるが、中間は意図した通りの上昇ぶりを辿っている。最終追いも直線だけの動きの確認となるが、気迫十分だった。いい仕上がりで臨めそう。
総合評価「A」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。
■マイルチャンピオンシップ2022 調教動画(シュネルマイスター)