レンジャーズのダルビッシュ有投手は7日(日本時間8日)、本拠地でのメッツ戦で7回1/3を9奪三振2四死球で3失点と好投するも、6勝目はならなかった。打たれたヒットは3本ながら、そのうち2本がブルースの本塁打。降板後に味方打線が追いついて黒星…

レンジャーズのダルビッシュ有投手は7日(日本時間8日)、本拠地でのメッツ戦で7回1/3を9奪三振2四死球で3失点と好投するも、6勝目はならなかった。打たれたヒットは3本ながら、そのうち2本がブルースの本塁打。降板後に味方打線が追いついて黒星は消えたものの、チームは3-4で敗れた。それでも、日本人3人目のメジャー通算900奪三振に到達。被弾以外はほぼ完璧な投球で、試合後には確かな手応えを示している。

■ブルースの2本目の本塁打には「普通の球場なら入ってないと思うなぁ」

 レンジャーズのダルビッシュ有投手は7日(日本時間8日)、本拠地でのメッツ戦で7回1/3を9奪三振2四死球で3失点と好投するも、6勝目はならなかった。打たれたヒットは3本ながら、そのうち2本がブルースの本塁打。降板後に味方打線が追いついて黒星は消えたものの、チームは3-4で敗れた。それでも、日本人3人目のメジャー通算900奪三振に到達。被弾以外はほぼ完璧な投球で、試合後には確かな手応えを示している。

 この日は3回まで1人の走者も出さないパーフェクトピッチング。しかし、1点リードの4回に先頭コンフォルトに死球を与えると、1死からブルースにカーブを右中間へ運ばれ、逆転2ランを浴びた。5回には再び3者凡退。6回はコンフォルト、カブレラを三振で通算900奪三振としたものの、続くブルースにカットボールを打たれ、レフトへの2打席連続弾とされる。それでも、8回1死からラガレスにヒットを浴びて降板するまで117球を投げきった。

 試合後、ダルビッシュは「成長」とのタイトルでブログを更新。「実は今日、今までの取り組みを見直しさらに成長するべく新たなアプローチをかけていました」と明かしている。

■「失敗しても許せる失敗のゾーンに投げる感じ」

「今までは自分のボールを投げたいところにキレよく投げることを意識していましたが、失敗した場合の事も考えて投げるようにしてみました(^^) 失敗も絶対ダメな失敗、許せる失敗に分けてなるべく失敗しても許せる失敗のゾーンに投げる感じですかね」

 このように振り返った右腕。ブルースに浴びた2本塁打については、「1本目は確かに高めのカーブで投げちゃダメなところでしたが、あれが入るか?という感じでした」と悔しさを滲ませ、2本目は「外高めボール球の抜けたカットを打たれました。普通の球場なら入ってないと思うなぁ。。」と回顧。それでも、「テキサスは暑くなってくるとさらにボールが飛ぶのでさらに考えて投げないとですね(^^;」と反省材料とすることを誓った。

 本塁打で3点を失ったものの、3安打という結果だっただけに「かなりやりたい事は出来ました」と振り返ったダルビッシュ。次回は援護にも恵まれ、勝利をつかみたいところだ。