第33回ITTF-ATTUアジアカップ2022 <11月17~19日>17日、男子シングルス1回戦で宇田幸矢(明治大学/世界ランク26位)が、グナナセカラン(インド/同39位)をゲームカウント4-3で破り、準々決勝に進出した。 2020年全…

第33回ITTF-ATTUアジアカップ2022 <11月17~19日>

17日、男子シングルス1回戦で宇田幸矢(明治大学/世界ランク26位)が、グナナセカラン(インド/同39位)をゲームカウント4-3で破り、準々決勝に進出した。

2020年全日本王者で、世界ランクでは日本2番手の宇田。相手は2018年アジア大会団体銅メダルをけん引した、インドの英雄だ。

いつもの直線的な攻めに加えて、緩急も使う宇田。第1ゲームは9-9の場面から3球目フォアドライブを2発決めて先制し、次もラリー戦で上回って連取する。

グナナセカラン 写真:ITTF、WTT

だが第3ゲームはグナナセカランの独特の球さばきで失い、第4ゲームもシュート性のカウンター、ドライブをかけたロビングなどうまさを見せられて落とす。

5ゲーム目は7-3から7-6まで迫られ、タイムアウトで流れを切って宇田が押し切る。宇田は次も9-7とリードするが、粘り強いブロックを突き破れずに失う。

しかし最終ゲームはハイトスサーブとバックハンドレシーブを武器に宇田が力強く抜け出し、激戦にピリオドを打った。

<ITTF-ATTUアジアカップ 男子シングルス1回戦>
宇田幸矢 4-3 グナナセカラン(インド)
11-9/11-8/7-11/9-11/11-6/10-12/11-6