富田悠太、全豪オープンジュニア本戦ワイルドカードを獲得! 初めてのグランドスラムジュニア出場へ11月16日、「2023 DUNLOP ROAD TO THE AUSTRALIAN OPEN JUNI…

富田悠太、全豪オープンジュニア本戦ワイルドカードを獲得! 初めてのグランドスラムジュニア出場へ

11月16日、「2023 DUNLOP ROAD TO THE AUSTRALIAN OPEN JUNIOR SERIES」(三重・四日市市/四日市テニスセンター)の男子シングルス決勝が行われ、富田悠太(ノア・テニスアカデミー神戸垂水)が神山宏正(TEAM YONEZAWA)を6-1、6-2で下し、来年1月に開催される「全豪オープンジュニア」のシングルス本戦ワイルドカード(主催者推薦)を獲得した。

【画像】「2023 DUNLOP ROAD TO THE AUSTRALIAN OPEN JUNIOR SERIES」男子試合結果

2018年に全豪オープンのオフィシャルスポンサーとして、日本企業初の公式ボールサプライヤーとなった住友ゴム工業は、日本テニス協会やテニスオーストラリアと共に、日本およびアジアのジュニア選手の強化と普及に取り組んでいる。

その取り組みの一つが今大会で、優勝者には来年の「全豪オープンジュニア」の本戦ワイルドカードを贈呈。今年は、3年ぶりにアジア・オセアニア地域の17歳以下のトップジュニア選手を招へいして開催された。

試合は、4人1組に分かれて予選を実施され、上位1名が決勝トーナメントに進出し優勝を争う。試合形式は2タイブレークセットで、1セットオール後は10ポイントマッチタイブレーク、ノーレット方式を採用。試合球はダンロップオーストラリアンオープンを使用する。

男子では、今年の「ジャパンオープンジュニア」でベスト4入りを果たしている第6シードの富田が、予選で2試合のフルセットマッチを制すなど3戦全勝で決勝トーナメント進出。準決勝でHayden Menon(マレーシア)を6-2、6-1で下すと、決勝では神山を6-1、6-2で破り、来年の全豪オープンジュニアの本戦ワイルドカードを手に入れた。

ITFジュニアランキングで285位の富田にとって、グランドスラムジュニア出場は大きなチャンス。この機会を生かして、全豪オープンジュニアで躍動することを楽しみにしたい。