先月28日(日)からフランス・パリで開幕した「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)。[Draw]全仏オープン 男子シングルス[Draw]全仏オープン 女子シングルス 大会第11日、雨天により順延となっ…

 先月28日(日)からフランス・パリで開幕した「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)。[Draw]全仏オープン 男子シングルス[Draw]全仏オープン 女子シングルス

 大会第11日、雨天により順延となっていた男子シングルス準々決勝2試合に加え、男女シングルス準々決勝4試合が行われ男女のベスト4が出揃った。第8シードの錦織圭(日本/日清食品)は第1シードのアンディ・マレー(イギリス)に6-2 1-6 6-7(0) 1-6で敗れ、初のベスト4進出とはならなかった。2015年全仏オープン覇者で第3シードのスタン・ワウリンカ(スイス)と2014年全米オープン覇者で第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)の試合は、ワウリンカが6-3 6-3 6-1で破り、3年連続ベスト4進出を果たした。

 雨天により順延となっていた、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第6シードのドミニク・ティーム(オーストリア)の試合は、ティームが7-6(5) 6-3 6-0ストレートでジョコビッチを下し、2年連続となるベスト4進出を果たした。第4シードのラファエル・ナダルと第20シードのパブロ・カレーニョ ブスタのスペイン対決は、カレーニョ ブスタが腹筋を痛め、第2セットで途中棄権したためナダルが勝ち上がった。 この結果、男子シングルス準決勝は、錦織を破った第1シードのマレーは第3シードのワウリンカと第4シードのナダルは準々決勝でジョコビッチをストレート下し、勝ち上がってきた第6シードのティームとの対戦が決まった。ナダルとティームは全仏オープン前哨戦のBNL イタリア国際(レッドクレーATP1000/5月15~21日/賞金総額427万3775ユーロ/クレーコート)の準々決勝で対戦。ティームが6-4 6-3で勝利し、ナダルの今季のクレーコートでの連勝記録を「17」で止めている。 女子シングルス準々決勝は第2シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が地元フランスの第28シードのカロリーヌ・ガルシアを7-6(3) 6-4、第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が第5シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を3-6 7-6(6) 6-0で下し、ベスト4進出を決めた。

 大会第12日は、女子シングルス準決勝2試合が行われ、第2シードのプリスコバが第3シードのハレプと第30シードのバシンスキーがノーシードから勝ち上がってきた19歳のオスタペンコと決勝進出をかけて対戦する。■日本人選手結果一覧<男子シングルス準々決勝>●錦織圭(日本/日清食品)[8] 6-2 1-6 6-7(0) 1-6 ○アンディ・マレー(イギリス)[1]

尚、本サイトでは全仏オープンの試合を厳選して、連日テキスト速報でお送りします。是非お楽しみください。

■6/8の速報対象試合(予定)※変更になる可能性がございます。予めご了承ください。

<女子シングルス準決勝>

22:00頃:エレナ・オスタペンコ(ラトビア)VS.ティメア・バシンスキー(スイス)[30]

24:00頃:シモナ・ハレプ(ルーマニア)[3]VS.カロリーナ・プリスコバ(チェコ)[2](テニスデイリー/ナノ・アソシエーション)

※写真は「マイアミ・オープン」で準決勝に進んだ第2シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)Photo: KEY BISCAYNE, FL - MARCH 28: Karolina Pliskova of Czech Republic celebrates defeating Mirjana Lucic-Baroni of Croatia at Crandon Park Tennis Center on March 28, 2017 in Key Biscayne, Florida. (Photo by Julian Finney/Getty Images)